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2010年2月27日 (土)

【第2回 三遊亭王楽ひとり会】

【第2回 三遊亭王楽ひとり会】
【第2回 三遊亭王楽ひとり会】
昨日は、人形町の〈日本橋社会教育会館〉にて独演会【第2回 三遊亭王楽ひとり会】でした。

またしても、雨…雨男にもDNAがあるんですな?

今回の三席は、自作の『許してチョンマゲ』に、我輩の大師匠である六代目円生の十八番中の十八番『庖丁』と『淀五郎』! (>_<)

孫弟子の不甲斐ない出来に、さぞかし地下で怒ってる事でしょう… (ノ_・。)

善し悪しや出来不出来は置いといて、今回の三席は様々な意味を含めて手応えがありました。今後の稽古や落語の取り組み方に対して…ね?

雨の中いらして下さいました大勢のお客様方に、心より御礼申し上げます…拙い三席でスイマセンでした〜! (☆_☆)

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2010年2月24日 (水)

【第3回 平成特選寄席】

【第3回 平成特選寄席】
【第3回 平成特選寄席】
昨日は〈赤坂区民センター〉にて【第3回 産経新聞 平成特選寄席】でした。

会場入口には、立川らく次兄さんによる似顔絵のポスターが貼ってある。よく特徴をつかんでますよね♪

メンバーは、出番順に…

立川志ら乃、古今亭菊之丞
〈仲入り〉
三遊亭王楽、柳家喬太郎
(敬称略)

でした。

志ら乃兄さんとは前々日の【花形演芸会】にてご一緒させて頂き、喬太郎・菊之丞両師匠とは先月の【落語研究会】にてご一緒させて頂いた…ツワモノであり人気者でもある先輩方との落語会は、緊張しますワ… (;´・`)

開口一番は、らく八兄さんで『千早振る』。志ら乃兄さんは『だくだく』。此の噺の最大の見せ場である「〜のつもりィ!」を、兄さん流に変えておられました。

菊之丞師匠は、十八番の『幇間腹』。随分前にも記しましたが「ゆうべの夢見が良くなかったよなァ?親鸞聖人が○○新聞を売ってんだもん…」に、またもや爆笑。

仲入りはさんで、いよいよ和民…否、私。かなり緊張してましたが、有り難い事に楽屋で〈まい泉〉の弁当を頂いたお陰で、思いっきり眠気を催したまま高座へ上がることが出来ました(←オーイ!)。ネタは、歌武蔵師匠直伝『猫の皿』。サゲ間際で私も「ゆうべの夢見が良くなかったよな…」を拝借♪菊之丞師匠、雪駄まで拝借していたのにスイマセン… (-_-;)

トリは、喬太郎師匠。マクラで名前を出して頂き、光栄の至り。ネタは『禁酒番屋』。師匠もサゲ間際で『猫の皿』を引用してくれました! o(^-^o)(o^-^)o

先輩方、今後とも宜しくお願いしまっす! (>_<)

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2010年2月23日 (火)

【映画見聞記 vol. 232】

【映画見聞記 vol.<br />
 232】
【映画見聞記 vol.<br />
 232】
【映画見聞記 vol.<br />
 232】
昨日は、今年初の〈活写会〉。

…え?

「〈活写会〉って、何だっぺ?」ですと?

何度も此処で記してますが、此の〈活写会〉と云うのは、その名の通り〈活動写真を観る会〉…要するに、映画鑑賞をする会ざます。

まァ〈会〉と云ったって、会長の私と北澤仁副会長との2人だけの構成ですが(←北澤仁副会長は、学生時代のバイトの後輩。今や、コントグループ〈ザ・ゴールデンゴールデン〉の一人として活躍中。先日の『エンタの神様』にも出ておりやした♪)。

今回は『人間失格』と『フローズン・リバー』の2作。

晴れた渋谷の昼下がり、北澤副会長と〈TSUTAYA〉で待ち合わせして〈五右衛門〉でパスタランチ♪デートだね、まるで。

先ずは〈シネセゾン渋谷〉にて『人間失格』。

太宰治の有名過ぎる原作を『赤目四十八瀧心中未遂』の荒戸源次郎監督が映画化。学生時代に私も読みましたが〈自殺未遂をする〉以外は、あんまり覚えておりません。さて、如何なもんでしょうか…

デカダントな空気を蔓延させつつ、破滅への一途を辿る。退廃の美しさが、銀幕を充たす秀作。

寺島しのぶ・小池栄子・大楠道代・石原さとみ・室井滋・三田佳子…あらゆる世代の女性と関係を持つ主人公が、生田斗真さん。

違和感を覚えるかと思いの外、純粋な破滅型を嫌味なく好演。生田さんがジャニーズだなんて、オラ知らなかっただよ。

三つ編みの良子(石原さとみ)がたばこ屋の店先にぼんやりと座る絵が、何とも云えず蠱惑的。好きなシーンです。

「あなたは女の傍にいない方がいい、女がいるとどうも駄目だ!」

「良子ちゃんだけは許してやれ。お前だってロクな人間ぢゃないんだから」

「お父ちゃんがお酒を呑んでるのではなくて、お酒がお父ちゃんを呑んでるのかもね」

ラスト間際の列車の中の祝祭的空間が、此の監督らしい。

「今の自分には、幸福も不幸もありません。ただ、一切が過ぎていきます」

そういえば大楠道代さん、どこと無く木村カエラさんに似てますな?木村さんも年齢を重ねると、ああゆう感じになるのやも知れませんね。

続いて〈シネマライズ〉にて『フローズン・リバー』。

2008年の【サンダンス映画祭】でグランプリに輝き、審査員長のクエンティン・タランティーノから「今年観た中で最高にエキサイティングで息をのみほどすばらしい」との賛辞を贈られた話題作。

寒々しいポスターが、同劇場で上映していた繋がりも手伝い、ダニー・ボイルの『トレインスポッティング』と共にロングランヒットしたコーエン兄弟の怪作『ファーゴ』を勝手に想起しましたが…さてさて、如何なもんでしょうか?

あら?いい意味で予想を裏切られました…お見事です。感動です。傑作です。

みんながみんな悪事を働いてるのですが(←と云っても人を欺いたり殺したりする類の悪事ではありませんが)、みんながみんな愛する者を守りたいが為に仕方なしにやっている…っちゅうのが、此の映画の核となっており、爽やかな感動を生み出しております。

主演は、メリッサ・レオ。旦那に逃げられ散々な生活にくたびれた女・レイを、リアルに好演。ぶっきらぼうな表情の内側に、家族愛をちらほらさせてお見事。

火事を起こしそうになった息子のT・Jとレイが、蒸発した父親の事で大喧嘩になった際、T・Jから「お母さんがお父さんを撃とうとしたから出てってしまったんだ!」と云われ、レイが落涙しながら悲痛な面持ちで…

「家族を守るのに、お母さんには他に方法が無かったのよ。いい父親よ?ギャンブルさえしなければ…」

と吐いた台詞が、物凄く胸に響く(←その後、云われたT・Jも泣きながら「サイコーの父親だ」と呟いたのも、響きました。双方の気持ちが、痛い程わかる名シーンです… (ノ_・。))。

自分が密入国の手伝いをしてるくせに、それを棚に上げてT・Jに「ワルと付き合わないで」と云うのには笑いましたが♪

2つの家族が一緒になり、手作りのメリーゴーランドを回転させている静かなラストも、清冽な感動を胸に引き起こす。

監督・脚本は、女性のコートニー・ハント。何と、本作がデビュー作!今後、益々のご活躍を期待しております(←お前が頑張れ)。

スリリングな展開からも目の離せない此の映画、是非とも劇場で観て下さい! (>_<)

それから私と北澤副会長は、上野に移動し〈坐・和民〉にて、幸せ気分で乾杯♪ぐでんぐでんになった我々は、それこそ〈人間失格〉でした… (-_-;)

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2010年2月22日 (月)

【第2回 王楽ひとり会】宣伝

【第2回 王楽ひとり会】宣伝
今週26日(金)に、人形町の〈日本橋社会教育会館〉にて独演会【第2回 三遊亭王楽ひとり会】があります。

前回は『新聞記事』『試し酒』『柳田格之進』の三席を口演しましたが、今回も三席演る予定です。さァ、何が飛び出す事やら…(←お主、まだ決めちょらんのかい)。開口一番は、前回に引き続き鳳笑くんです。

18時30分開場・19時開演。木戸銭は、前売り2000円・当日2500円。

ご予約・お問い合わせは…

(有)トミック
03(5695)1039

です。

お時間ございます方は、是非とも御来場下さい♪ ◎^∇^◎

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志らく師匠のご一門の皆様。

志らく師匠のご一門の皆様。
昨日の昼間は〈国立演芸場〉にて【第369回 花形演芸会】。

立川志ら乃兄さんに春風亭百栄師匠、そしてゲストには立川志らく師匠がご出演され、トリが私…。

志ら乃兄さんの『狸札』、百栄師匠の『道案内』(自作)、志らく師匠の『鉄拐』をソデで堪能…先輩方が存分に客席を沸かせて下さった後にトリで上がるのは、何時まで経っても馴れないもんです。バリ緊張するっす。

緊張しながら口演したのは、ネタ出しをしていた『三味線栗毛』。そう、喜多八殿下に教わった噺です。お客様、喜んで下さったかしら…さァ、判定や如何に!?

夜は〈お江戸両国亭〉にて【立川らく里の会】。

前座の頃から一緒に落語会をやらせて頂いたりと色々お世話になっている、らく里兄さんの独演会にゲスト出演させて頂きました。嬉しい♪ ◎^∇^◎

開口一番は、談春師匠のお弟子さんのこはるさんで『つる』。はっきりくっきりした高座は、気持ちがいいです。

続いて主役のらく里兄さんは『洒落小町』と『大安売り』を立て続けに口演。

それから私。考えてみれば、昼夜とも〈志らく一門〉の方々とご一緒させて頂いた。ネタは『棒鱈』。「いちがちっ!」を炸裂させてお仲入り。

トリでらく里兄さんは、何と『鰍沢』!20分ぐらいで演っておりましたが、クライマックスのシーンが兄さんの人柄に合っている。勉強させて頂きました! (>_<)

志らく師匠のご一門の皆様、有難うございました… m(__)m

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2010年2月20日 (土)

【映画見聞記 vol. 231】

【映画見聞記 vol.<br />
 231】
【映画見聞記 vol.<br />
 231】
【映画見聞記 vol.<br />
 231】
昨日は〈TOHOシネマズ日劇〉にて、大ヒットしている『アバター』を観ました。

云わずと知れたジェームズ・キャメロン監督の最新作。『タイタニック』以来のメガホンですから、実に12年振りとなる此の作品、アメリカ本国では歴代ナンバーワンの興行収入を更新しました。本年度の【アカデミー賞】では、最多の9部門ノミネート。否応なしに、期待が高まります♪

とは云うものの…

人間を惑星パンドラの生物ナヴィと同化させ採掘をしようと云う〈アバター・プロジェクト〉。そのプロジェクトに参加した元兵士ジェイク(サム・ワーシントン)は、ナヴィの少女と出会い心通わせる内に、プロジェクトに疑問を感じていき…って物語なんだけど、正直な話、オイラ此の手のSF大作はあんまり好きくないんですよねェ?(←ぢゃ観るなよ…てか、期待も高まってねえぢゃねえかよ)

然し「好き嫌いは不可ません!」と云われて育った私は、泣く泣く劇場へ(←行くなって)。今年10本目となる本作、さてさて如何なもんでしょう…

3Dで観る醍醐味を十二分に堪能出来るし、162分の長尺も苦になりませんが…ウン、好みぢゃないんでしょうね?此の手の作品が。どうもあの姿かたちでのロマンスには、胸踊りません。

「自然を大切に」の地球規模の壮大なテーマが、エコを唄う今の時代にピタリとハマったのも大ヒットの要因なのでしょうが…。

主人公のジェイクが、ナヴィを攻めようとする上司に向かって放った一言…「ついた血は消えないぞ」が印象的。

まァ何のかんの云うようなものの「俺は誰に何と云われようと、此の作品が撮りたいんだ!」と云う熱いハートは、びしびし伝わって参ります。好き嫌いは別としてね?

然し…未だに3Dメガネをかけて鑑賞する事に違和感を感じるのは、私だけでしょうか?真っ暗な劇場でサングラスをかけているようで、余りいい気分ではないが…。

でもキャメロンさん曰く「今後は、3D以外の作品を撮るつもりはない」と…そんな時代なのよね? (ノ_・。)

『タイタニック』から12年も経つのか。年取るわけだ… (-_-;)

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2010年2月19日 (金)

【映画見聞記 vol. 230】

【映画見聞記 vol.<br />
 230】
【映画見聞記 vol.<br />
 230】
前日〈成城ホール〉で聴かせて頂いた談春師匠の素晴らしき一席…『三軒長屋』の余韻を引きずったまんま、DVDで『白い肌の異常な夜』を観ました。

監督はドン・シーゲル、主演はクリント・イーストウッド。云わずと知れた〈ダーティハリー・コンビ〉だ。1971年の作品ですから『ダーティハリー』の直前ですね?

頃は、南北戦争。南軍兵に撃たれ瀕死の北軍兵ジョン・マクバニー伍長(イーストウッド)は、森でキノコを採集していた少女に救われ、男が一人もいない南部の女学院に担ぎ込まれるが…さて、如何なもんでしょうか?

やばいです…物凄く怖い映画です! (。。;)

つい此間観た『何がジェーンに起ったか?』のベティ・デイヴィスが演じたジェーンも恐ろしかったが、本作のジェラルディン・ペイジ演じるマーサ園長も負けず劣らず怖いです。双方共に〈映画史上、最も怖い女ベストテン〉に入ります。『危険な情事』のグレン・クローズも、『氷の微笑』のシャロン・ストーンも、『ミザリー』のキャシー・ベイツも、此の2人の足元に及びません。

背徳的で淫靡な香りが充満している作品ですが、一方でみんながマクバニーを狙おうとしてますから、落語『引越しの夢』の女性版にも思えます。それぞれの〈心の声〉が、おかしくて堪らない♪…とは云うものの、矢張り怖いんですけどね… (-_-;)

園長マーサ・純潔の教師エドウィナ・色っぽいませたキャロル・マクバニーを発見した12歳のエミー、みんながみんなマクバニーを愛し求めるのですが、そこから発散させられる〈性〉や〈嫉妬〉や〈憎悪〉が圧倒的な暗闇を放つ。

嫉妬からマクバニーに物凄く残酷な罰を与える園長(←私が最も苦手な類のシーンです…)、同じく嫉妬して半狂乱状態になり燭台でマクバニーを殴打し階段から突き落とすエドウィナ、保身の為にとんでもない嘘をつくキャロル、マクバニーに投げ付けられ血みどろになった亀を手にしたまま憎悪の炎を燃やすエミー、どこも半端ぢゃなくホラーだ。

一見「女性って怖いな…」と云う感想を持ちそうですが、それは間違いです。

どちらかと云えば「愛する者に裏切られた人間って、いざとなるととてつもなく自分勝手で残酷な振る舞いをするもんだな…」ってテーマですね?だってイーストウッド演じるマクバニーだって、狡猾に立ち回ろうとしてますもの…はァ〜、自分も気をつけなくちゃ不可まへんね?

おためごかしで南軍の兵士達が下心丸出しで女学院に訪ねる夜のシーンも、かなり不気味。獲物を狙う狼の舌なめずりが聞こえてくるようだ。

純粋なアメリカ映画なんですが、何故かヨーロッパ映画の趣があります。描かれている〈性〉の強さの所為ですかね?

嫉妬と欲望が渦巻く本作は、人間の深淵を見つめた傑作です。是非、ご覧下さい♪

追伸…此のDVDは買うと高いので、レンタルして鑑賞される事をオススメします… m(__)m

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2010年2月17日 (水)

恐れ多くも、背中にサイン♪

恐れ多くも、背中にサイン♪
恐れ多くも、背中にサイン♪
昨日は、築地にあるお蕎麦屋さん〈さらしなの里〉での独演会でした。お客様は〈UMG ABS株式会社〉の皆様。

先ず、私。男性の方ばかりでしたので不安ではありましたが、コレがまたいいお客様♪とりあえず、三枝会長直伝の『読書の時間』を演りました。

続いて、鳳笑くんが『転失気』。今年の秋に〈二ツ目〉昇進が決まった彼の高座は、大変気持ちいいです。その後、再び私で『鼓ヶ滝』。最後まで気持ち良く演らせて頂きましたわいな… m(__)m

美味しいお蕎麦を御馳走になった後、UMGの皆様方との楽しい宴。

ある社員の方から「王楽さん、背中にサイン下さい!」と云われ、最初はお断り申し上げたのですが、余りにせがまれましたので、筆ペンでサイン♪

「有難うございます!お陰で、帰ったら家内にぶっ飛ばされます!」…ってオーイ、だったら書かせるなァ! (ノ><)ノ

とにかくUMGの皆さん、有難うございました… (ノ_・。)

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2010年2月16日 (火)

【映画見聞記 vol. 229】

【映画見聞記 vol.<br />
 229】
予想通りまた観て来ちまいましたよ…ペドロ・アルモドバルの『抱擁のかけら』を。

いやはや…矢っ張り名作ですよ、コレは。

オープニングからエンドクレジットに至るまで、威風堂々としていて、なおかつ優雅で官能的。

…でね?

これから先の記事なんですが、核心に触れてるところがちらほらありますから、これから観ようとしている方は読まない事をオススメします。観た後、読んで下さいまし(←振り返れば、普段のも核心に触れちゃってる時が頻繁にありますが…)。

再見して惹かれたのは、ペネロペ演じるレナの歩く後ろ姿。

登場して間もなくグレーのタイトなスーツ姿で社長室に呼ばれて向かう後ろ姿、父を入院させる事が出来て病院の廊下を歩いていく後ろ姿(←ホセ・ルイス・ゴメス扮する独裁的な実業家であるエルネスト・マルテルが隣りを歩いて、此の先の悲劇を予兆しているんだわさ…)、エルネストの息子が執拗に追うカメラに怒り捨て台詞を吐いて夜の闇へと消えていく後ろ姿…いずれの後ろ姿も、悲しげでなまめかしい。

全体のテーマとしては〈様々な形の愛の物語〉なのですが、核となっているのはルイス・オマール演じる映画監督マテオとレナとの痛々しい程の〈悲恋物語〉

初めて2人が出会うシーンの、振り返るレナの美しさと云ったら…2人の目が合った瞬間に、一目惚れ。これほど見事に〈一目惚れ〉を描いた映画ってあったかしら?

回想しているマテオが「彼女の存在は、さざ波のように私の心を掻き立てた」と呟くのよ。ロマンティックよね♪

とにかく、家族愛や嫉妬や寛容や赦しを…要するに〈人間の全て〉を全編に漲らせております。こんな脚本、どうしたら書けるんだ?

過去にマテオと関係を持っていたエージェントのジュディット(ブランカ・ポルティージョ)と、その息子ディエゴ(←実は、マテオの息子でもあります。演じるのは、新鋭タマル・ノバス)との家族シーンが素晴らしい。

マテオとディエゴが吸血鬼映画の脚本を書こうとアイデアを出し合うシーン、盲目になってしまったマテオが幼い頃のディエゴに「階段があるから気をつけて」と手を引かれながら砂浜を歩くシーン、その2人が肌寒い砂浜で遊ぶ(?)様を見てジュディットが嬉しそうに微笑むシーン、マテオの誕生日の外食の時にジュディットが忌まわしき過去を告白してマテオが複雑ながらも赦すシーン、極めつけは家族3人が幻となっていたフィルムを編集するラストシーン…何処を観ても、映画の醍醐味を味わえます。

レナの事故死直前の映像を観てディエゴがマテオに放った一言に、思わず涙する…

「抱き合っては死ねなかったけど、最後にレナはあなたの唇を感じて去った」

激動の時間が静かにゆっくりと流れていく荘厳な名画。

遠くスペインの方角に向かって、私はポツリと呟きましたよ…「ペドロ、いい映画を有難う」と…まァ、どっちがスペインだかわからないんだけどね?

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2010年2月15日 (月)

【第9回 いそごふるさと寄席】

【第9回 いそごふるさと寄席】
【第9回 いそごふるさと寄席】
【第9回 いそごふるさと寄席】
【第9回 いそごふるさと寄席】
【第9回 いそごふるさと寄席】
【第9回 いそごふるさと寄席】
【第9回 いそごふるさと寄席】
【第9回 いそごふるさと寄席】
【第9回 いそごふるさと寄席】
【第9回 いそごふるさと寄席】
昨日は〈杉田劇場〉にて【第9回 いそごふるさと寄席】。私の真打昇進披露でした。

メンバーは出番順に…

好吉、道楽、マギー隆司、好楽
〈仲入り〉
口上、喜多八、王楽
(敬称略)

一門の兄弟子に加え、前座の時分から仕事を下さったり稽古をつけて頂いたりと大変お世話になっている〈柳ノ宮喜多八殿下〉こと柳家喜多八師匠がゲスト出演!

『かんしゃく』『代書屋』『五人廻し』のみならず、21日(日)の【花形演芸会】のトリで演らせて頂く『三味線栗毛』も喜多八殿下から教えて頂いた噺です。感謝してもしきれません… m(__)m

ついでに口上の司会は、急遽ジョニーこと上楽師匠が勤めて下さいました♪ ◎^∇^◎

劇場に着くと、ポスターには〈完売御礼〉としてありました。有り難いもんでごわす。

好吉くん『手紙無筆』、道楽師匠『宗論』、隆司先生のマジックをはさみ、好楽の『辰巳の辻占』でお仲入り。

休憩後、ジョニーの名調子な司会が光った口上…ん、光ってたのか? (゜ω゜?)

喜多八師匠は『鈴ヶ森』。私は『位牌屋』と交換で一之輔さんから教わったのですが、一之輔さんは喜多八殿下から教わっているので、本家本元は此の方。久方振りに本家のを拝聴したが、矢張り抜群に面白い。落語の持つ力を信じた、圧倒的な〈落語力〉を見せつけられました。

トリは私で『夢金』。終わった後に、ロビーへ回るとお客様から…

「王楽さん、今の噺とっても良かったです!寒さがびしびし伝わってきました!本当に本当に、寒かったです!」

…「寒い」って、まさか違う意味ぢゃないでしょうね… (-_-;)

楽屋でも喜多八師匠と久し振りに落語にまつわるお話も沢山させて頂き、嬉しい限り。とにかくスタッフの皆様、有難うございました♪ o(^-^o)(o^-^)o

東京に戻って、浅草の〈ナカジマ〉にて打ち上げ。それから日暮里に移動して、道楽師匠・マギー隆司先生・ジョニー達と朝まで痛飲…あ、ジョニーが〈USJ〉と化したのは、云うまでもありません♪ ( ^^)Y☆Y(^^ )(←くどいようですが〈USJ〉ってのは〈ウルトラスーパー上楽〉の略ね?)

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2010年2月13日 (土)

【映画見聞記 vol. 228】

【映画見聞記 vol.<br />
 228】
【映画見聞記 vol.<br />
 228】
昨日は〈TOHOシネマズ六本木ヒルズ〉にて『抱擁のかけら』を観ました。

…実を云うとね?

雨のそぼ降る前日の11日…観ようとしていた時間の1時間も前に行ったのに、既に〈完売〉だったのよ!まァ祝日だったから、仕方ないっちゃあ仕方ないんだけど…だから昨日は、そのリベンジって訳さ。

此の作品は、スペインの名匠ペドロ・アルモドバルの最新作。

同監督の『トーク・トゥ・ハー』は、2003年に観た映画の中のベストワン。当時、劇場に3回も足を運んでしまった程、大好きな作品。勿論、DVDも買いました。〈眠れる美女〉のレオノール・ワトリングが美し過ぎる此の作品は、皆さんにも是非観て頂きたいです… m(__)m

『抱擁のかけら』は、盲目の脚本家が自分の過去を遡り、ある事件を機に、14年前に失ってしまった愛情の真実に迫る…と云う物語。

ヒロインは、昨年上映されたウディ・アレンの『それでも恋するバルセロナ』の好演でオスカーを受賞し、もはや貫禄すら漂い始めてこられたペネロペ・クルス。さて、大いなる期待を胸に秘めながら観てみますると…

ペドロ・アルモドバル、健在。

大いなる愛と家族の物語。詩的でいて、且つ情熱的。然し此のアルモドバルって方は、何て度量の大きい人間なんでしょう…。

正直云うと『トーク・トゥ・ハー』の後の2本…『バッド・エデュケーション』と『ボルベール〈帰郷〉』は、期待外れだったのよ…いや、フツーに観ればそれなりに楽しめたんでしょうが、アルモドバルだと否応なしに期待度が高まるもんだから。

然し今回は、期待以上の出来上がり。どっしりと腰を据えて悠然と撮られております。

相変わらず、衣装と舞台美術が美しい。常に基調は〈赤〉。とかく下品に陥りかねない色なんですけど、アルモドバルはセンス良く効果的に使う。ひょっとしたら、世界一〈赤〉の使い方が上手い人かも。

あと気負わずに〈性〉を描くのも、此の監督の特徴。ゲイだからですかね?

いやらしくもなく、と云ってエロティックでない訳でもなく、だからと云ってさらりとしている訳でもなく…何て云うのかなァ?〈程の良いエロさ〉って云うのかな。あるいは〈なまめかしい〉。または〈官能的〉…そう、官能的なのよ。

始まって間もなく、盲目の脚本家マテオ(ルイス・オマール)が道を渡らせてくれた女を家に上げ「君はどんなだ?」と聞き特徴を語らせた後、それを想像しながら髪を撫で顔に触れていくシーン。階段から突き飛ばされ怪我をしたレナ(ペネロペ)の足にマテオが接吻するシーン。自動車事故に遭う直前にレナとキスしている画面にマテオが優しく触れるシーン。どれも異常なまでに〈官能的〉です。

どのキャストも魅力的ですが、とにかく主演のペネロペ・クルスが最高。私の中では、彼女のベストアクトになりました(←今までは『バニラ・スカイ』ね)。その美しさもさることながら、内面の苦悩や愛情を見事に表現されてます。

レナがかつらを変えながら笑顔のテスト(?)をするシーン、息を呑むほど可愛くて美しい。

寛容の精神が漲る中、失われた愛を修復していく静かなラストも、個人的に大好きです。前向きに生きていくエネルギーを切に感じます。

海のように深く優しい眼差しで人間を見つめた〈人間讃歌〉を、是非とも劇場で観て下さい♪恐らく私、もう一度劇場で観るだろうな… (・_・、)

それにしてもペネロペ、幾つかと調べてみたら1974年生まれ。どこかで聞いた事があると思ったら、愚姉じっこと同い年…何だか情けなくなるから、もう此の話は止しにしましょう♪ (☆_☆)

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2010年2月12日 (金)

【映画見聞記 vol. 227】

【映画見聞記 vol.<br />
 227】
昨日、随分前に購入したにも拘わらず部屋で埃をかぶっていたDVD『何がジェーンに起ったか?』を観ました。

子役スター〈ベビー・ジェーン〉として一世を風靡したジェーンと、大人になってから実力派女優となりジェーンを支えた姉ブランチの物語。

人気絶頂だった姉ブランチが事故で下半身不随となり、姉妹はふたりきりで暮らし始めるのだが…。

そんな姉妹を演じるのは、2人のオスカー女優。ジェーンはベティ・デイヴィス、ブランチはジョーン・クロフォード。どちらも、往年の大女優だ。監督は、ロバート・アルドリッチ。さて、どんな作品なのでしょうか…

凄い…背筋が凍りつくようなサスペンス。一級品の怪奇映画。

肉親同士の嫉妬が、取り返しのつかない悲劇へと発展する。昨今の昼メロなんか目ぢゃない程の、ドロドロな物語よ?

子供時代、妹ジェーンが舞台で脚光を浴び、姉ブランチがその様を舞台ソデで見つめているところから、此の映画は始まる。此の子供時代のオープニングが、その後の全ての悲劇の仕込みとなってるんですわ。

とにかく姉妹を演じた女優2人が、圧倒的。壮絶を極めた演技合戦。

姉ブランチのジョーン・クロフォードは、上品なたたずまいでまるで理解ある学校の先生のよう…その風貌は、まるで善良の象徴だ。

かたや妹ジェーンのベティ・デイヴィスは、年老いているところへ白塗りに不気味な化粧…此の風貌が、見事なまでに醜悪で劣悪で険悪で俗悪。まるで〈悪魔〉だ。

そんな悪魔のジェーン…ベティ・デイヴィスの一挙手一投足から、目が離せない。何度も何度も、恐怖のどん底に叩き落とされる。中盤からクライマックスにかけて、口を開けっ放しにして画面に夢中になっている自分に気付きました…。

眩しいほど太陽が照り付ける浜辺でジェーンが踊るラストシーンは、正に映画史に残る名場面。大学時代に観たビリー・ワイルダーの『サンセット大通り』のラストに勝るとも劣らない…いや、此方が勝っているかも。

音楽と光と影と役者を、思う存分使い切ったアルドリッチ監督は凄い(←主演は大女優2人だったのですから、色々と御苦労がおありだったかと思います…)。

味わいたくない程〈人間の怖さ〉を思い知らされる此の作品…怖いです。とにかく怖いですが、まごう事なき大傑作です!是非皆さんも観て下さい… m(__)m

然し、此の演技でどちらの女優さんもオスカーを獲得してないだなんて… (-_-;)

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文珍師匠、有難うございます!

今売っている『週刊朝日』に、文珍師匠と林真理子さんとの対談が載っている。

その中で、林真理子さんから「イケメン落語家っていらっしゃるのですか?」と聞かれた文珍師匠は…

「そうねえ……。王楽くんなんてイケメンですね。円楽師匠の最後のお弟子さんで、これからの人です」

と、仰って下さってるんです♪いやァ、自分でも薄々気が付いていたんですがね?(←バカ)

ちょこっとでも人気者の大先輩から名前を出して頂く事は、非常に嬉しいものです…文珍師匠、有難うございます! ◎^∇^◎

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2010年2月11日 (木)

待ってました、たけちゃん♪

待ってました、たけちゃん♪
待ってました、たけちゃん♪
待ってました、たけちゃん♪
昨日は、調布の美味しい料理屋さん〈男爵亭〉さんにて落語会。

2006年からやらせて貰っている此の会、今年で5年目。有り難いもんです。

今回は、同い年であり大好きな同期のライバル・林家たけ平さんと行って参りました。

たけ平さんが「王楽兄さん、お荷物になって申し訳ありませんが…」と、とっても素敵な高級感溢れる雪駄を頂戴しました!

何と此の雪駄…たけ平さんの御祖父様が、私の真打昇進祝いとして御自ら作って下さったのであります♪オイラの芸人人生に於いての宝物が、またひとつ増えましたわいな… (ノ_・。)

開演して、先ずは私で『鈴ヶ森』。続いて、たけ平さん。甘いマスクと軽妙なマクラで以て、完璧にセレブな奥様方のハートをわしづかみにしてから『大師の杵』。お見事でやんした。

客席を温めて頂いた後、再び私で『厩火事』。いいお客さんに助けられ、気持ち良く口演させて頂きました… m(__)m

終演後、私とたけ平さんとで感謝の言葉を述べながら、お客様との打ち上げ。落語界が誇る〈イケメンコンビ〉が奥様方と酒を酌み交わしている様は、まるでホストクラブのようでした(←ちなみに誰も云ってない。自分達で云ってりゃ世話ないよね)。

前日までの【両国寄席】の3日間に引き続き、昨日もたけ平さんから大いに刺激を受けました(←ちなみに寄席の3日目のネタは『一文笛』でした)。

みんなに負けないように、精進しまっせ〜! (>_<)

追伸…昨年9月で一時活動を休止していた〈王楽・たけ平・きつつき〉による新作落語会【夢で逢えたら…】が、いよいよ秋の9月から再スタートする予定です♪乞うご期待! o(^-^o)(o^-^)o

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2010年2月 9日 (火)

筋肉痛に気をつけましょう。

筋肉痛に気をつけましょう。
筋肉痛に気をつけましょう。
昨日は【両国寄席】。仲入り前の出番でしたので『試し酒』を演りました。

…が、前日『不動坊』を演ってね?いつもの如く太腿が筋肉痛になってしまったのよ。

説明させて頂きますと、クライマックスの幽霊の部分でなるんですわ。コレ、私だけぢゃありませんよ?扇遊師匠もたい平師匠もなるって仰ってましたから。

そんで昨日は、ずっと室内にいる『試し酒』にして大事をとった訳さ…そしたら盃持ってた腕が、まんまと筋肉痛になりやがったのよ! (−_−#)

満身創痍の王ちゃん、今夜も【両国寄席】です!さて、何を演ろうかしらん♪

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2010年2月 8日 (月)

グッチのチョコレート♪

グッチのチョコレート♪
グッチのチョコレート♪
グッチのチョコレート♪
昨日は、白山の〈寂円寺〉さんにて落語会。鏡味仙志郎師匠と鳳笑くんとの3人で行って参りました。

終演後、ご住職の奥様から「少し早いんですが…」とバレンタインチョコレートを頂いたのですが、コレにびっくりした…何と此のチョコレート…〈GUCCI〉のなんですよ〜! (>_<)

あんまりチョコレートを貰う機会のない私は、こんな高級なチョコを頂き嬉しくて嬉しくて仕方なかったっす… (ノ_・。)

パワーを頂いた私は、夜の【両国寄席】で『不動坊』を演りました♪

今日も明日も【両国寄席】でやんす。出番は両日共に、仲入り前。たっぷり演りますので、是非いらして下さい! (☆_☆)

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2010年2月 7日 (日)

一門若手、奮闘の巻。

一門若手、奮闘の巻。
昨日は、練馬の〈信行寺〉さんにて落語会でした。

比較的フレッシュな顔触れで、好吉くん『つる』、きつつきくん『一分茶番』でお仲入り。ジョニーこと上楽師匠が絶品の十八番『鼻ほしい』、トリが私で『柳田格之進』。

あんなに北風ピープー吹いて寒さまっしぐらだったにも拘わらず、いつも通り沢山のお客様がいらして下さいました。また反応がいいもんだから、我々若手は大満足!感謝感謝柳家花ん謝だ。

今日も寒いっすが、お互い頑張りましょう♪ o(^-^o)(o^-^)o

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2010年2月 6日 (土)

【映画見聞記 vol. 226】

【映画見聞記 vol.<br />
 226】
昨日は〈丸の内ピカデリー1〉にて、待ちに待ったクリント・イーストウッド監督の最新作『インビクタス 負けざる者たち』を観てきました。

『センチメンタル・アドベンチャー』『許されざる者』『トゥルー・クライム』『スペース・カウボーイ』『ミスティック・リバー』『ミリオンダラー・ベイビー』『チェンジリング』等々…観る度に、また再見する度に新しい発見があったり、圧倒させられてしまう作品群ばかり。イーストウッドとウディ・アレンが、現在の米映画界の支柱と云って過言ではないでしょう。

今回は、27年間も監獄に囚われ、釈放されて南アフリカ初の黒人大統領となったネルソン・マンデラの物語。

ラグビーで国民の気持ちをひとつにしようとして奇跡を起こした、嘘のような本当の話。

主演は、マンデラ自身から「彼にやって貰いたい」と御指名を受けたモーガン・フリーマン。そしてラグビーチームの主将フランソワ・ピナールには、マット・デイモン。

本作が、イーストウッドにとって記念すべき長編映画監督第30作目。自分の中ではかなり期待値が高まっているが…さァて今回のイーストウッド作品、どんなもんでしょうか?

……………ウ〜ン……………

全くイーストウッドって人は…

これだけ期待していたにも拘わらず、目茶苦茶良かったです。ストレートに感動させられてしまいました。

マンデラがどれだけ素晴らしい人格者であったかが物凄く伝わるし、興奮と感動の波が怒涛の如く押し寄せるスポーツ映画の大傑作でもある。そうか、矢張り映画もハートで撮るのか…。

マンデラを演じたモーガン・フリーマン、完璧。役者としてのテクニック云々よりも、マンデラに魅せられ、マンデラに惚れ込んで、マンデラと化している。そうか、矢張り俳優もハートで演じるのか…。

パンフレットに、評論家の川本三郎さんが「普通、英雄賛歌はどこかうさんくさいところがあるものだが、この映画にはそれがない」と書かれていた。我輩もそう思う。

川本さんが仰る〈うさんくささ〉がないのは、イーストウッドが真摯な眼差しでマンデラを見詰めているからでしょう。それから川本さんは、こう続けてました…

「イーストウッドはマンデラを信じている。尊敬している。それが確実に伝わってくる」

…と。これまた同感だ…あ、今回は立ち読みせずにパンフレットを買いましたよ♪

ラグビー選手達が黒人地区でコーチをするシーン、フランソワが試合のチケットを黒人の分も用意しているシーン、SPの黒人と白人が大統領官邸でラグビーをして遊んでいるシーン、決勝戦が行われているスタジアムの表で白人警官と黒人の子供が抱き合って狂喜乱舞するシーン…どれもさりげなく感動させられます。

決勝戦、円陣を組んだ時のフランソワがスタジアムの大歓声を聞きながらチームの皆に「祖国の声が聞こえるか?」に、思わず目頭を熱くさせられた。

タイトルである〈インビクタス〉とは、マンデラが投獄中に心の支えにしていた詩の題名。その意味は“征服されない”或いは“負けざる魂”。ラストの詩の一節に、我々観客は必ず胸を揺さぶられる…

「私は我が運命の支配者、我が魂の指揮官なのだ」

混沌とした現代の世の中、厚く寛容な赦しの精神が世界を救う。出来れば全世界の方々に観て頂きたい作品。勿論、娯楽作としても楽しめます!現時点で、本年度ナンバーワン作品。

「赦しは魂を自由にする。赦しこそ恐れを消す最大の武器」

それにしても、粋なジェット機でやんした…(←観ればわかる)。イーストウッド、万歳! (>_<)

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2010年2月 5日 (金)

【映画見聞記 vol. 225】

【映画見聞記 vol.<br />
 225】
昨日は〈TOHOシネマズ日劇〉にて『ゴールデンスランバー』を観ました。

大人気作家・伊坂幸太郎さんの小説の映画化。

『アヒルと鴨のコインロッカー』『死神の精度』『フィッシュストーリー』『重力ピエロ』等、映画化が相次ぐ伊坂作品。

監督は、中村義洋さん(←『アヒルと鴨の〜』と『フィッシュストーリー』も同監督だ。ちなみに前者は観たが、爽やかな快作でした♪)。主役は、今をときめく堺雅人さん。

舞台は仙台。首相暗殺犯人に仕立てあげられた宅配便ドライバーの逃亡劇。その運命や如何に…!?

始まって少時の間は馬鹿馬鹿しい感じがするのですが…ところがどっこい、濱田岳さん演じる通り魔が出て来る辺りから、物語の展開が俄然早くなる。目が離せなくなる。

過去の回想シーンが頻出されるのですが「コレ絶対に仕込みだよね?一体どんなからくりが待ち受けているのだろう…」と思わずにいられない。編集の妙技にも唸る。

物語はそれなりに面白いんですが、特筆すべきは音楽。

音楽を担当されているのが、斉藤和義さん。パンフレットを立ち読みしたら(←出た、得意技)、どうやら伊坂幸太郎さんが斉藤和義さんのファンらしい。

こんな事がプログラムに書いてあった…

処女作『オーデュボンの祈り』を発表した時、まだ伊坂さんはシステムエンジニアとして働かれていたとか。その通勤途中、それまで何度も聴いていた斉藤さんの『幸福な朝食 退屈な夕食』と云う曲を聴いて「ああ、僕も小説一本でいかないと、こんなに凄い作品は作れないのかな…」と思い、会社をやめる決心がついたんですと。で、今をときめく伊坂幸太郎があるって訳…どう、とってもいいお話ぢゃない?(←そう。アナタがお察しの通り、かなりの時間を要して立ち読みしてました。これからは〈立ち読み王子〉と呼んで下さい)

その『幸福な朝食 退屈な夕食』って曲がラストに流れるのよ…どう?かなり観たくなってきたでしょ!! O(≧∇≦)o

予備知識のない私に関しては、此の曲がラストに使われている事で、此の映画の評価がぐんと上がりました。めっちゃカッコいい曲で、めっちゃ衝撃を受けた。そうさな…高3の頃に、真心ブラザーズの『サマー・ヌード』を初めて聴いた時の衝撃に似てるかな?『拝啓、ジョン・レノン』も、ハートに響く名曲だ。余談ですけど。

物語と音楽も含めて〈ロック〉な魂を感じる此の作品、お時間ありましたらアナタも観て下さい。

それにしても竹内結子さん、益々お美しくなりましたね♪

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『装苑』の木村さんのお言葉。

『装苑』の木村さんのお言葉。
今、テレビ番組とコンビニの雑誌コーナーで、矢鱈と木村さんを見掛ける。イエス、木村一八さんだ…ノーノーノー、木村カエラさんだ。

5周年記念のベストアルバム『5years』の宣伝の為でございましょう。

自慢ぢゃないが『TV Bros.』『Zipper』『NYLON』『Soup』等、木村さんのインタビューが掲載されている雑誌は、殆どが女性誌にも拘わらず、全てコンビニで立ち読みさせて頂いた(←買って読めよ)。

中で『装苑』と云う女性ファッション誌の中の木村さんのコメントが余りにも素晴らしかったので、此処に引用させて頂きます。下記の通り…

「私は、個性っていうのはそこにただあるものではなく、自分の力で作り上げていくものだと思うんです。洋服でもアートでもそうですけど、〈カッコいい〉と思うものって人それぞれ違うし、何が〈カッコいい〉かっていうのは、別に誰かに決められたものじゃないから。そこで、たとえばほかの人が『なにこれ?』って思うようなものでも、自分が〈カッコいい〉と思ったらそれを押し通すこと。そう思った自分を信じて、突き進んでいくことが大切なんだと思います。そうすることで表現に強さが生まれると思うし、それがアートの素晴らしさなんじゃないかなって。私はただカワイイとか、ただキレイだとか、そういう流れていくようなものが好きじゃないんですよ。一瞬でも、どこかに引っかかりがないと気が済まない(笑)。これからもそれは変わらないと思うし、その時その時、心から楽しめるものを追い求めていくだけですね。自分がつまらないと思うような場所からは、いいものは絶対に生まれてこないと思うから」

凄いです…何が凄いって、上記のコメントを立ち読みしながら打っていた自分が凄い。〈(笑)〉まで打った瞬間、思わず自分で自分を指差して笑いたくなりました。本屋さんも、私の勇気ある行動に心打たれたのでしょう。何てったって、帰りに図書券をくれましたから(←嘘です)。

…まァ冗談はさておき、とにかく感銘を受けました。

「個性は、自分の力で作り上げていくもの」には、亡くなった我が師匠・五代目円楽から入門して間もない頃に云われた言葉を、私に思い出させてくれました…

「根っからのユーモリストなんて居ないんだよ?みんな努力して面白い人間になるんだ」

そんな言葉を思い出させて下さった木村さんに、心より感謝致します… m(__)m(←忘れてたんかい)

「自分が〈カッコいい〉と思ったらそれを押し通すこと」

「自分がつまらないと思うような場所からは、いいものは絶対に生まれてこないと思うから」

珠玉の明言が沢山詰まった宝箱…そうだ、木村さんこそ〈25歳のインテリジェントウーマン〉でした。

最後に皆さんへ私から一言…雑誌は立ち読みしないで買いましょう!(←「お前だけには云われたくない」のツッコミ、有難うございます♪)

※写真は、本文とは背筋が凍り付くほど関係ございませんので、ご了承下さいませ。

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2010年2月 4日 (木)

『メレンゲの気持ち』♪

『メレンゲの気持ち』♪
『メレンゲの気持ち』♪
我が家に、小島よしおさんがいらしてくれました。

何故かって?『メレンゲの気持ち』の収録があったからなのです。

オンエアは、2月20日(土)。是非観て下さい♪

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【映画見聞記 vol. 224】

【映画見聞記 vol.<br />
 224】
またもや観ました、買いっ放しになっていたクラシック名画を。

今回は、文豪サマセット・モームの自伝的悲話を映画化した『痴人の愛』。1934年の作品。古いねどうも。

主演は、オスカー女優のベティ・テイヴィスとレスリー・ハワード。監督は、ジョン・クロムウェル。

生まれつき右足が不具であったフィリップ(レスリー)は画家を志すも断念し医学校に通い始めるが、学校近くの喫茶店の奔放なウェイトレス・ミルドレッド(ベティ)に恋をしてしまう。自分勝手であざとい彼女は、フィリップを弄び始めるのだが…さてさて、如何なもんでしょうか?

恐ろしいまでに悪い女をベティ・デイヴィスが怪演!何だか身につまされる物語… (-_-;)

ただ当時のベティ・デイヴィスが、由紀さおりさんのお姉様である安田祥子さんに見えてもうたのはオイラだけでしょうか?

悪い恋の病にかかった気の弱いフィリップを演じたレスリー・ハワードも、ピッタリの役。怪優ジョン・マルコビッチから毒気を抜いたような顔付きで、まるでフィリップを演じる為に生まれてきたようだ。

序盤、フィリップが同じ内反足の子供の足を診た時、子供から「見た目は悪いけど問題ないよ」と云われ「それは良かった。僕は苦労したから…」と返すと、子供は見下すように「気が弱いからだよ」とフィリップに吐き捨てる。此の台詞が、フィリップの悲劇を予見している。

もうとにかく悪いんだ、ミルドレッドって女が。

散々フィリップを弄び、自分に赤ん坊が出来て困るとフィリップに泣いて懇願し、落ち着くと再び彼を弄び始め、更には彼の親友と付き合い始めたり…まァフィリップも悪いっちゃあ悪いんだけど…あ〜、めっちゃ身につまされるワ〜! (>_<)

クライマックス、たまり兼ねたフィリップはミルドレッドに向かって「吐き気がする」と云った瞬間、まるで蛇口を思いっきりひねったようにミルドレッドの逆ギレ的な罵詈雑言が一気呵成に飛び出す…嫌なムカつくシーンではありますが、かなり見所なシーンでもあります。

正直云って、ラストにホッとしました。面白いです。良かったら観て下さい♪ (☆_☆)

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似てる!?

似てる!?
ある知り合いの方の6歳になる娘さんが、私の似顔絵を書いて下さいました。

上手い!そっくり!パチパチパチパチ〜♪ ( ^^)Y☆Y(^^ )

然し、複雑な思いが胸に去来するのは何故でしょう… (-_-;)

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2010年2月 3日 (水)

花ざかりの君たちへ♪

花ざかりの君たちへ♪
そうそう…云い忘れていたんですが、今年からモデルエージェンシーの〈SUPERBALL〉にてコラムを執筆しとるんですわ。

対象は〈25歳からのインテリジェントウーマン〉の方々で、そのコラムのタイトルは何と…【そのノブは心の扉】!…ってのは『週刊文春』で連載されている劇団ひとりさんのエッセイで、我がコラムのタイトルは…【花ざかりの君たちへ】! (>_<)

「一体、25歳からのインテリジェントウーマンの方々にどんな事を書いたらええねん…」と、いつも頭をぼりぼり掻きながら書いております。

コレを読んだ〈25歳からのインテリジェントウーマン〉のアナタ!どんな事に興味を持っておられるか、迷える子羊にご意見ご感想をお聞かせ下さい♪ (@_@)

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【映画見聞記 vol. 223】

【映画見聞記 vol.<br />
 223】
よく私は呑んだ帰りに〈TSUTAYA〉や古本屋に寄ってDVDを買う癖があるが、もう一方で駅でよく売っている500円のワンコインで売っているクラシック名画を買う癖もあるんでごわす。

…ただ、前者の方のDVDは買ってから割と直ぐに観るのですが、後者のクラシック名画の方は買ってはみたものの中々観ないんですわ。ですからオイラの部屋には、観てないワンコインDVDがわんさかあります。

かなりの量でたまってきましたから、そろそろ重い腰を上げて片っ端から片付けていこうと思っております(←そんなに面倒なら買うなよ…て云うか、落語の稽古しろよ)。

先ず手始めに『三人の妻への手紙』を観ました。

コレは、若き野心家女優の出世譚の傑作中の傑作『イヴの総て』のジョセフ・L・マンキーウィッツの監督・脚本作品。

3人の人妻…デボラ・ローラメイ・リタが遊覧船でピクニックに出掛けようとしたところに、それぞれの旦那と過去に親しくしていたアディと云う女から一通の手紙が届く…

「デボラ・ローラメイ・リタへ、ここ故郷であなたたちに出会えて本当に良かった。決して忘れないわ。私、3人のうちの誰かのご主人と駆け落ちします。 アディ」

何とまァ嫌なお手紙… (-_-;)

遊覧船は既に動き始め、夕方の帰宅まで確かめる事は出来ない。

そのピクニックのさなか、3人がそれぞれ夫との結婚生活を回想し始めるのですが、考えれば考えるほど思い当たる節があり不安を隠す事が出来ない。

そんな物語なのですが…

面白いんだな、コレが♪

流石は、ジョセフ・L・マンキーウィッツ。『イヴの総て』と2年続けて【アカデミー賞】の〈脚本賞〉を受賞しただけある。かなりよく出来てます。

三者三様の夫婦事情も至極丁寧に描かれているし、演じた役者さん達も素晴らしい。個人的には、女中役のおばさんが良かった。

さらりと上手い台詞が飛び出すのが、クラシック名画のいいところ。洒落てるんだ。

ラスト間際、自分の夫が逃げたと思っているデボラに向かってリタが発した台詞…

「どうしたの暗い顔して…テーブルの下に死体でもあるの?」

とにかく気の利いた台詞も含めて、その完成度の高さに脱帽します… m(__)m

此の女性映画の傑作、アナタも駅で見掛けたらたったの500円で買えますので、是非観て下さい。

あ!その時は同監督の『イヴの総て』も買って下さい…きっと打ちのめされます♪ o(^-^o)(o^-^)o

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2010年2月 2日 (火)

【映画見聞記 vol. 222】

【映画見聞記 vol.<br />
 222】
【映画見聞記 vol.<br />
 222】
昨日は、映画を2本観てきました。働きすぎても不可ませんからね(←誰が働きすぎやねん)。

先ずは〈丸の内ピカデリー2〉にて『おとうと』。

日頃から大変お世話になっている笑福亭鶴瓶師匠が、天下の吉永小百合さんと共演されている作品。ついでに監督は、山田洋次さん…豪華過ぎます! (>_<)

生真面目な姉といつまでたっても大人になれない弟との間柄を主軸に据えて、家族の絆を描いた作品らしい。

〈いつまでたっても大人になれない弟〉を演じるのが、我らが鶴瓶師匠!何やらピッタリな香りがします(←師匠、ごめんなさい)。

図らずも此の日は〈映画サービスデー〉。気付かなかった。1000円で鑑賞出来んのよ。ラッキーだ。非常にラッキーだ。物凄ォくラッキーだ(←貧乏くさい)。

然し、混雑もしてました。劇場内はお年を召した方が多く、恐らく私が〈最年少〉だったと思います。皆さん〈サユリスト〉なのかな?

加瀬亮さんに蒼井優さんと云う現代邦画界を支える若手実力派の方々も出演されている此の作品。さて、どんなもんでしょう…

ウン、ハートウォーミングな物語。吉永さんと蒼井さんの親子がピッタリ…あ、吉永と云っても元ダイエーホークスの吉永幸一郎捕手ぢゃないし、蒼井と云っても蒼井そらさんぢゃないよ?

鶴瓶師匠は、嬉々としてダメな方を演じておられました。まァ実際の鶴瓶師匠は、云うまでもなくあんないい加減な人間ぢゃないですけどね?字も恐ろしく達筆ですし。

然し…吉永小百合・蒼井優・石田ゆり子に囲まれて死ねるのなら、男としてめちゃめちゃ本望ですよね?羨ますィ… φ(.. )

困ってしまったのは、上映中にそこかしこで以ておじいちゃんおばあちゃんが喋ってるんだ。私の直ぐ後ろに座っていたおじいちゃんなんか、師匠が出て来た途端に「あ、鶴瓶だ…」ってオイ、そんなん知ってるよ! (ノ><)ノ

続いて〈丸の内ピカデリー1〉にて『ラブリーボーン』。

殺害された少女が天国へ召されるものの、残された家族の絆がばらばらになり心配でならない。そこへ再び、少女を殺害した殺人犯の魔の手が延びて…おっと此方も『おとうと』と同じく〈家族の絆〉を扱っちょるわ。

そんなサスペンスフルなファンタジーを監督したのが『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでお馴染みの鬼才ピーター・ジャクソン。さて、その出来や如何に…

何とも前向きなラブファンタジー。どんな風に書かれているかは知らないが、アリス・シーボルト原作の此の悲劇をピーター・ジャクソンが見事に映像化してくれた。

キャストがいい。マーク・ウォールバーグとレイチェル・ワイズが、家族を愛する夫婦にピッタリ。久し振りにスーザン・サランドンも見られて嬉しかった♪勿論、主役のシアーシャ・ローナンもいい。此の少女、どっかで見た事あると思ったら、キーラ・ナイトレイ主演の『つぐない』でしたか。

然し何と云っても、出色はスタンリー・トゥッチ。

先日観た『ジュリー&ジュリア』では理解ある寛容な夫を演じて見事でしたが、今回は真逆の連続殺人犯の役…コレがまた不気味なんだ。上手いんだ。デ・ニーロのようなカメレオンアクターであるスタンリー・トゥッチは、今後も要チェックです! (☆_☆)

重い金庫をゴトゴト運んで穴に落とす場面が、犯人のぶざまな最期への仕込みとなっていたのが面白い。

音楽は、私の大好きなブライアン・イーノ。大学時代に聴いていたイーノの名曲の数々が、懐かしく胸に響く。此の悲劇を重苦しくなくするのに、一役買っております。

子供はおらんけど、娘が殺されたら御家族はああ云う風になりますよね…家族を愛する方々、また家族を愛してなくてもいいですから、是非とも皆さんに観て頂きたい作品です! o(^-^o)(o^-^)o

それにしてもイーストウッドの最新作の『インビクタス』、どちらの映画でも予告編やってましたけど早く観たいっす…封切りされる今月5日が待ち遠しい〜! (>_<)

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2010年2月 1日 (月)

【第53回 栄にぎわい寄席】

【第53回 栄にぎわい寄席】
【第53回 栄にぎわい寄席】
【第53回 栄にぎわい寄席】
【第53回 栄にぎわい寄席】
昨日は〈栄公会堂〉にて【第53回 栄にぎわい寄席】。

今回は〈5周年記念〉の特別興行と云う事で、私の真打披露をして下さいました! (>_<)

二ツ目になって間もなく始まった【栄にぎわい寄席】。此の落語会で私は、何十席もの落語を演らせて頂きました。高座に上がる機会が比較的少ない二ツ目の期間に何十席も演らせて頂けた事、本当に心より感謝しております。今の私があるのも、此の落語会のお陰と云って過言ではありません。

好楽一門と上方の桂かい枝師匠が、ゲスト出演して華を添えて下さいました♪ ( ^^)Y☆Y(^^ )

先ずは、好楽の5番弟子・元中日ドラゴンズの立浪和義選手と同い年である三遊亭たい好くんが『自己紹介』(←こう書くと新作落語のように見えるが、新作でも何でもない。何十秒かの単なる自己紹介だ)。

好吉くん『手紙無筆』、好の助くん『初音の鼓』、兼好師匠『湯屋番』、好太郎師匠『強情灸』、好楽『子別れ』でお仲入り。

休憩後、お賑やかで華々しい〈真打昇進披露口上〉。超満員の皆様方の三本締めに、思わず江頭が…おっと、がっぺムカついてどないすんねん。目頭が熱くなりました… (・_・、)

かい枝師匠の『豊竹屋』をはさみ、トリの私は『蒟蒻問答』。貴重な日曜の昼間に御来場下さった皆様、誠に有難うございます…。

終演後の打ち上げは、普段の【栄にぎわい寄席】の会場であるそば屋さん〈弁慶〉。育てて下さったお客様方と酌み交わす酒は、格別でござんした♪

栄の皆様の御恩に報いる為にも、今後とも精一杯頑張る所存ですので、宜しくお願いします!

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