【つるべ 夜のらくごのお稽古】




昨日は〈原宿アコスタディオ〉にて行われた鶴瓶師匠の独演会に出させて頂きました。
落語会のタイトルは【つるべ 夜のらくごのお稽古】。
此の会場の高座に上がるのは、前座の頃…二ツ目になる直前に、正蔵師匠と二代目木久蔵師匠(←当時のこぶ平師匠ときくお兄さん)と会をやらせて頂いて以来。小朝師匠にすすめられて『明烏』をネタおろしした、思い出深い会場です。
開演前に会場を覗いてみますると、若いお客様方ばかり。普段の落語会とは明らかに異質の会場の雰囲気…やばい、変な汗かいてきたど。
開口一番は、私。
「そんなお客様方の前で何を演ったら良かろうか…」と迷いましたが、前日【花形演芸会】で演らせて頂いた『猫の皿』をチョイス。いいお客様に助けられ、汗ダラダラになりながらも気持ち良く口演♪
メインの鶴瓶師匠は〈私落語〉の『長屋の傘』と『愛宕山』の二席を、立て続けにお語りになりました。
『長屋の傘』を拝聴するのは、私の記憶が確かなれば、5年前の2004年6月16日に、今は無き〈銀座ガスホール〉に於いての私の二ツ目昇進披露公演以来…かな?
木久扇師匠の『彦六伝』もそうですが、こうしてお弟子さんに愛情たっぷりに語られる松鶴師匠は、さぞかし草場の陰で喜ばれていることでしょう… m(__)m
ダイナミックな『愛宕山』は、鶴瓶師匠にピッタリ!私も最近高座にかけているので、大変勉強になりました。
終演後、客席で御覧になられていた鶴瓶師匠のおかみさんが一言…
「王楽さんのお噺、とっても面白かった♪」
また、おかみさんが優しい上にめっちゃチャーミングな方なんだ♪(←コレはヨイショでも何でもないわよ?)
そのうえ師匠とおかみさんが、まるで〈恋愛〉してるみたいに仲がいいんだ!ヒューヒュー♪熱い熱い♪ O(≧∇≦)o
打ち上げは、前日に引き続き神宮前交差点近くの〈SAKURA〉。嬉しいことに、何を食べても美味しいんだわさ! (o^〜^o)
師匠の目の前に座らせて頂いた私は、またも色々なお話を聴かせて頂きました。
列席されていたある方が「師匠、ボクは人見知りなんですよ」と仰ると、それを聞いた師匠が…
「お前ら信用せんかも知らんけど、オレも人見知りなんよ?だけど『人見知りなんかしてたまるかァ!』って思ってんねん」
…師匠は冗談ぽく仰っておられましたが、私は〈笑福亭鶴瓶〉と云う人間の本質を見た気がしました。
そして師匠はこう続けました…
「何事に於いても〈天才〉の人っておるかも知れんよ?何の努力もせんで上手くいってしまう人。だけど努力せんでずーっと来た人、いつか必ず落ちるよ?」
更に…
「とにかくフツーでいるのが一番ええねん。いや、今オレが云ってる〈フツー〉云うのはな?親に叱られたこととか育てられた環境とかの全てを含めて行動していく…それが一番ええと思うのよ」
それを聞いた私は「だから鶴瓶師匠は、国民に愛されるのか…」と思わずにいられませんでした。
鶴瓶師匠ならびにおかみさん、珠玉のひとときを有難うございます! (>_<)
しかし〈佐藤〉の黒は美味い…。
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