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2008年5月 9日 (金)

【映画見聞記 vol. 158】

【映画見聞記 vol.<br />
 158】
〈シャンテシネ〉にて『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』を観ました。

『ブギー・ナイツ』や『マグノリア』を撮ったポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作で、本年度のオスカーでダニエル・デイ=ルイスが自身二度目の〈主演男優賞〉を受賞した作品でしたが…

評判が余りにも良すぎた所為か、自分の期待値が高くなっていたんでしょうね。ちょっと求めていたものと違っておりました。

とは云うものの、約2時間半の大作。飽きる事なく、ズシンと胸に響きました。やっぱりP・T・アンダーソンは凄い監督です。

C・J・ルイス…否、ダニエル・デイ=ルイスの渾身の演技もさることながら、牧師役のポール・ダノも丁々発止の演技で対抗する。2人の演技合戦、人間の最暗部をまざまざと見せつける。

オープニングから衝撃のラストまで、ジョニー・グリーンウッドのスコアが物語をぐいぐい引っ張る。『マグノリア』のエイミー・マンの主題歌と云い、此の監督は音楽のセンスがいい。

青山真治さんも書いていたが、アメリカと云う国のパワーそのものが映し出されております。ウ〜ン、なんだかんだ云っても必見の作品ですな?

そうそう。観終わった後にエレベーターの中で、階下でやっていた『ノー・カントリー』を観終わったのであろう風吹ジュンさんとお会いしました!

実物も大変綺麗な方で、エレベーターから下りた際に私は…

「『魂萌え!』観ました!貴女は見事、昨年の【王楽アカデミー賞】で〈主演女優賞〉を受賞されました!ついでに『ママはアイドル』も見てました!握手して下さい!」

…と云いたかったのですが〈小心者の王ちゃん〉は、その可憐な後ろ姿を茫然と見つめることしか出来ませんでした…。

私ってダメな人間ね、ポール・トーマス・アンダーソンに比べて(←当たり前だ)。

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