


おやまァ早いもので、もう楽日。
呑み過ぎの身体を引きずりながら、先ずは〈福岡銀行本店大ホール〉にて【三遊亭王楽真打披露公演 〜サラブレッドの会〜】。
メンバーは出番順に…
林家木久蔵、林家正蔵、柳家花緑
〈仲入り〉
口上、桂米團治、三遊亭王楽
(敬称略)
二世の先輩方がご出演、そして口上まで述べて下さる…更に口上には、楽太郎師匠と好楽まで並んで下さる!おっ母さん、アッシぁ幸せ者でござるよ… (ノ_・。)
そういえば此の楽日は、生憎の雨…待ってました、雨男!
開口一番は、木久蔵師匠で『幇間腹』。
木久蔵師匠が高座に上がられている時に、正蔵師匠と花緑師匠から「王ちゃん、トリで何演るの?」と聞かれましたので「『夢金』を演ろうかなと思ってます」「ああ、円楽師匠の十八番だもんね」。
正蔵師匠は『読書の時間』。花緑師匠の『権助提灯』でお仲入り。
仲入り後、披露口上。前に回って鰻に聞いて下さい…ぢゃなく、前に回って写真を撮りたかった。
木久蔵師匠の司会だったんですが、コレが抜群に面白かった♪
花緑・正蔵・米團治各師匠と順に心のこもった口上を賜り、楽太郎師匠の時には客席から啜り泣きが起きました。真隣りに座っていた私は、涙をこらえるのに必死でした。
好楽も泣きそうな声で口上を述べて、大いに笑って大いに泣いての口上がめでたく終了。兄弟子と二世の諸先輩方のお陰で、素晴らしく思い出深いものに…ただただ感謝。
口上後、米團治師匠。ネタは『天狗裁き』。
ん…『天狗裁き』!? (。。;)
ヒエ〜、夢が出たから『夢金』が出来ない〜!! (ノ><)ノ
米團治師匠にお伝えしてなかった私のボーンヘッドですが…ああ〜っ、やっちまった〜!! (>_<)
いよいよトリは、不肖王楽。緊張してきた… (-_-;)
高座で以て〈六代目円楽〉について言及しましたら、舞台ソデから楽太郎師匠が登場したので、お客さん大盛り上がり♪
「本当は今日は私は、師匠円楽の十八番のひとつである『夢金』を演ろうと思っていたのですが、米團治師匠の『天狗裁き』とネタがついてしまうので…今、絶望の淵に立たされております。では気を取り直して、これまた円楽がよく演っていた噺でお開きにしたいと思います…」
と云って、ピンチヒッター『らくだ』。大変いいお客様に助けられ、また、師匠が見守ってくれているような気がして、何とか演り終える事が出来ました。
高座から下りると、米團治師匠が血相変えて…
「ごめ〜ん!(ネタ)云うてや〜?」(←そらそうだ)
しかし有り難い事に、ソデでずっと拙い『らくだ』をお聴き下さっていたようで、色々とチェックして下さいました。本当に、先輩は有り難い… m(__)m
そいから同ホールにて【花のお江戸の仲間達】。オイラは〈楽屋責任者〉だ。
メンバーは出番順に…
林家木久蔵、春風亭小朝
〈仲入り〉
柳家花緑、立川志の輔
(敬称略)
おっと、これまた贅沢だ。
木久蔵師匠が『時そば』と南京玉すだれ。
続いて、落語界のトップランナー・小朝師匠が『豊志賀』。師匠円楽の十八番で追悼して下さいました。
仲入り後、花緑師匠は『明烏』。トリの志の輔師匠が『八五郎出世せず』。
それが終わると、いよいよラスト。〈エルガーラホール〉に移動して【江戸のフィナーレ】。
メンバーは出番順に…
三遊亭王楽、三遊亭兼好、林家木久蔵、三遊亭小遊三、林家たい平、三遊亭楽太郎
〈仲入り〉
三遊亭好楽、桂米助、桂歌丸
(敬称略)
こうゆう寄席があるってのは知ってましたが、まだやった事がないン。華やか過ぎて、ぐうの音も出ない。ぐう。
開口一番で一太郎くんが『みそ豆』、私が『おださん 〜我が師円楽』(←聴けばわかります)、兼好師匠『蛇含草』、木久蔵師匠『つる』、小遊三師匠『魚根問』、たい平師匠『金明竹』、楽太郎師匠『フルムーン』。
好楽『浮世床』、米助師匠『大相撲』、トリの歌丸師匠『後生鰻』。
フィナーレは、歌丸師匠を囲んで出演者が総登場。歌丸師匠と楽太郎師匠が円楽の事について触れたご挨拶でしたので、客席は感動の涙。盛大なる三本締めは、師匠円楽に届いたことと思われます。
まつりのオープニングを迎える時に師匠円楽が亡くなり、妙な雰囲気になるかと思いきや、かえって出演者一同の結束が固まり「お客さんを喜ばせることが、円楽師匠へのはなむけになる」と、皆が普段以上に力の入ったパフォーマンスを見せて、最高の落語まつりになりました。
弟子でありプロデューサーである楽太郎師匠のご活躍に、師匠も天国で目を細めている事でしょう。「ガハハハハ!」と豪快に笑いながら…。
博多のお客様のお陰で、大変幸福な落語漬けの3日間でした。
楽太郎師匠、そして〈アム・トゥーワン〉のスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。心より御礼申し上げます! ( ^^)Y☆Y(^^ )
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