2009年7月10日 (金)

いよいよ楽日、夏のジョニー!

いよいよ楽日、夏のジョニー!
いよいよ楽日、夏のジョニー!
いよいよ楽日、夏のジョニー!
いよいよ楽日、夏のジョニー!
昨日も【両国寄席】。ジョニーこと上楽師匠のトリも、いよいよ楽日。

私が『悋気の独楽』を演って高座から下りると、間もなくジョニーが楽屋入り。

タバコを吸いながらジョニーが煙と共に吐いた一言は、楽屋を震撼させた…

「最近オレの部屋、何か知らんけど〈さば味噌のくさった臭い〉がするんだよ。吸ってた〈エコー〉の所為だと思うんだけど…それともどっかで猫かネズミが死んでんのかな?ホゲ〜」

一流芸人の一言は重みすら感じさせる…流石ジョニー。私は畏敬の念を込めて「片付けた方がいいですよ」と。

ジョニーのトリネタは、先おとといの7日が『宮戸川』、一昨日の8日は『転宅』。

「楽日は何だろう、恐らく『皿屋敷』か『青菜』だとは思うのだが…待てよ?お亡くなりになられた露の五郎兵衛師匠直伝の『鹿政談』かも…ん?「新吉、ウチの女房とヤリやがって〜!」と云う余りにも直接的な台詞で好楽を爆笑させた『紙入れ』の可能性も…いやいや、矢張り〈夏男〉らしく『皿屋敷』か『青菜』だろう」

…なァんて勝手に予想してたら、仲入り後(くいつき)に上がった神楽師匠が『皿屋敷』に入った。

「三代目・桂春團治を不思議と彷彿とさせない『皿屋敷』も捨て難かったのだが…こうなると矢張り『青菜』か?」

〈ジョニーファン〉の私は、とうとう当人に聴いてみた…

「兄さん、今日は何をお演りになるのですか?」

するとジョニーから返ってきたのは、意外過ぎる答えだった…

「ウン?いや今日はオレ『引越の夢』でも演ろうかと思ってんだよ」

な、何ィ〜っ!そんなネタを持っていたのか〜っ! (。。;)(←軽く失礼)

それを聞いた鳳笑は〈楳図かずおマンガ〉のように目を見開きながら、ネタ帳をじっと見つめて…

「ああ、幸い今日は〈夜這い〉が出てませんね」

鳳笑くん、そうそう〈夜這いネタ〉はないよ… (-_-;)

タバコを揉み消したジョニーが「ぢゃ、お先〜」と云いながら高座へ向かう…その後ろ姿は、まるで〈死地へ赴く戦士〉さながらだ(←いや、どう見たって〈前日に呑み過ぎた生ビールが残っている二日酔い〉さながらだ)。

未だかつて聴いた事のないであろう『引越の夢』を心待ちにしながら、私はソデで息を潜める。

するとジョニーは「昔から〈鵜の真似をする烏、水に溺れる〉と申しまして…」と始めた…。

はにゃ?

鵜の真似?

夜這いに関係ある?

「オヤオヤ?」と思う間もなく、小咄をふった直後だった…

「植木屋さん、ご精が出ますな?」

…オーイ、どこが『引越の夢』だよ!お馴染み『青菜』ぢゃねえかよ〜っ!! (ノ><)ノ

しかしながら、円橘師匠を爆笑させた伝説の十八番は衰えを知らず健在。思いっきり楽しませて頂きやした♪

追い出し太鼓の後、鳳笑が気を利かせて『マイウェイ』を流した。流石は鳳笑、ジョニーには『マイウェイ』がよく似合う事を知っているのだ…(←いや、悪ふざけ以外の何物でもないだろ)。

上楽師匠、お疲れ様でした!

終演後は、ジョニーの3日間の疲れを癒すべく打ち上げ…あ、岩手からいらしていた新沼孝純ご住職の御馳走でだけどね。

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2009年7月 9日 (木)

昨日のジョニー。

昨日のジョニー。
昨日のジョニー。
昨日のジョニー。
昨日のジョニー。
昨日の昼間は〈日本橋亭〉での【お江戸寄席】。夏だし雨も降っていたので『宮戸川』を演りました。

そして夜、一昨日からの3日間は【両国寄席】。その3日間のトリは、ジョニーこと上楽師匠!ポヨヨ〜ン。

楽屋入りして、鳳笑によるネタ帳を覗く。最早、ライフワークの一環だ。

「何だ、大した間違いがないよ。ちぇっ、つまんねーの…」と閉じようとした瞬間だ。私の目に飛び込んできたのは…

〈幸吉〉…。

は?

誰?

談幸師匠のお弟子さん?それは松幸くんだ。でも新しく入門された方なのかも知れない。

「鳳笑くん、コレは…?」と私が聞くと、彼は平然とした顔で…

「ああ、コウキチですよ」と…。

「何だコウキチくんかァ、好楽のところに新しく入った。ゴメン、俺もうっかりしちゃったよ♪」

…ってオーイ、それを書くなら〈好吉〉だろ〜っ! (ノ><)ノ

楽太郎師匠のイケメン息子さん・一太郎くんも高座に上がっている。ネタは、お父様に教わったであろう『寿限無』。聴きたかったなァ?

楽生師匠と出番を入れ代わった私は、仲入り後(くいつき)の登場。ネタは『野ざらし』。下手すると、今年初めてか?(←調べてみたら、1月25日に〈杉田劇場〉での兼好師匠の真打披露で演っちょりました)

いよいよトリは、我らがジョニー。楽屋全体に、静かに緊張感が漂う…。

海と生ビールと女性の水着姿をこよなく愛するところから〈夏男〉とも呼ばれているジョニー。

「今夜のジョニーは何をお語りになるんだろう…どんな〈ジョニーナイト〉を繰り広げてくれるんだ?」と、楽屋連中がワクワクしているのを余所に、ジョニーは静かに〈セブンスター〉をくゆらしている…こだわりのある男だ。

そんな高座前のジョニーに、前座が緊張した面持ちで「ご苦労様です」と云いながら〈サントリー・プレミアムモルツ〉とビールグラスを差し出す。ジョニーはクールに、グラスに注ぎ一口…違いのわかる男だ。

ヒザ(トリの前の出番)の花島久美先生の奇術が終わり、ソデからジョニーの出囃子『序の舞』が流れる…ご存知、人間国宝である〈五代・柳家小さん〉から受け継いだ出囃子だ。

万雷の拍手に迎えられたジョニーが、座布団に座り深々とお辞儀をする。踊りをやっていた所為か、美しい手さばきで定評がある。

お客さんも舞台ソデも固唾を飲んで待っている。頭を上げたジョニーが、口を開く…

「根津の七軒町に富本の師匠で豊志賀と云う…」

な、何ィ〜っ!?三遊亭圓朝作『真景累ヶ淵』の〈豊志賀〉だ〜っ!! (。。;)

満員のお客様方が、前のめりになって聴いている…こうなるとジョニーの独壇場だ。

「三遊亭圓朝作『真景累ヶ淵』より〈豊志賀〉の一席でした…」とサゲると、云うまでもなく客席はスタンディングでジョニーを祝福。

楽屋に戻ったジョニーを、我々後輩は畏敬の念を存分に込めて「お疲れ様でした!」と迎える。中には、目頭を熱くさせている者もあった。

ジョニーは照れ臭そうに笑い、タバコに火をつける。そんなジョニーに我々は、どうやらハートに火をつけられた夜でした…。

てのは、力の限りウソ。ホントは、こんな感じ…

出番ギリギリに楽屋入りしたジョニーは、ポケットから〈エコー〉と云う〈お爺ちゃんがよく吸っているタバコ〉を取り出し、ホゲ〜っと吸い始めた。

「何でそんなじじくさいタバコ吸ってるんですか?」と聞くと、ジョニーは「安くてうまいんだよ、ポヨ〜ン♪」と一言。まるで牛丼だ。

高座前にビールなど、勿論呑む筈がない。お客さんの前で〈SJ〉に変身されたら堪ったもんぢゃない。暴動が起こるかも知れない。百姓一揆も夢ぢゃない。

トリの高座前だと云うのに、楽屋は〈ほんわかムード〉。何しろ、当人が一番ほんわかしている。しかしそれが、ジョニーのいいところなのだ。

前日の7月7日は、七夕にちなんでラブストーリー『宮戸川』。ああ見えてロマンチストなのだ。

とにかく〈夏男〉のジョニーは、夏の噺が得意。『宮戸川』『皿屋敷』『青菜』など…特に『青菜』は、一門の幹部である円橘師匠をソデで大爆笑させた程だ。ナパーム弾のような破壊力がある。

ヒザの久美先生が終わり、ジョニーの出番。

出囃子が『序の舞』なのは、火を見るより明らかに嘘。そんなの使った日には、柳家の方々に張り倒されても文句は云えない。ジョニーの出囃子は…え〜っと、何てんだっけ?

とにかく何とかって云う出囃子に乗ってジョニーがバッカラコ〜ンと高座に上がり、踊りもやってないのに不思議とキレイな手つきでお辞儀をする。6人のお客様は、雨垂れのような拍手で迎える。

「我々の方でよく泥棒の噺をしますけど…」と『転宅』に入る。夏の噺ではなかった。

オイラが以前「兄さんに絶対合いますよ」と勧め、覚えてくれたネタ。勧めたわりに一度も聴いた事のなかった私は、ソデで勉強させて頂く。

やはり私の目に狂いはなかったようで、愛すべき間抜けな泥棒が躍動している。非常に楽しく聴かせて頂きやした♪

今夜は、円橘師匠を抱腹絶倒させた『青菜』なぞを聴きたいものだ…ジョニー、頼んまっせ〜!

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2009年7月 8日 (水)

いつも面白い『中沢家の人々』。

昨日の夜、一門のホームグラウンド【両国寄席】にて『ふだんの袴』を演った後、両国から春日へ…〈文京シビックセンター〉に於いて【円歌・きん歌 親子会】がありました。出演ではありません、勉強兼お願いです。

きん歌兄さんは、先日飯能で聴かせて頂いた『新・巌流島』と『お見立て』の二席。

『お見立て』の中で、墓参りする喜助の台詞…「スイマセン、これから知らない人が墓参りすると思いますが…此の花と線香は、木戸銭代わりです」に、舞台ソデで爆笑。

トリの円歌師匠は、お馴染み『中沢家の人々』。もう既にハモれるぐらいに何度も聴いているのに、またもやソデで爆笑♪やはり円歌師匠は、天才だった… m(__)m

ちなみに円歌師匠にあるお願いをさせて頂きましたが、今は書けません…てオレ、最近こんなんばっかりだ。最高顧問に感謝。乞うご期待。

終演後、きん歌兄さんに御馳走になりながら〈熱い落語トーク〉を交わしていたら、朝になってしまった…まさか兄さんの中に、あれほど熱い熱い〈落語への愛〉があろうとは! o(><)o

きん歌兄さん…御馳走になったから云う訳ぢゃないが、惚れ直しましたよ♪ (●^▽^●)/''

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2009年7月 7日 (火)

失いかけた何か。

失いかけた何か。
失いかけた何か。
失いかけた何か。
失いかけた何か。
昨日は、埼玉県は比企郡吉見町にある〈吉見町立南小学校〉で落語を演ってきました。所謂、学校寄席です。

一緒に行ったのは、鳳笑くん。果たして我々〈錆びたナイフ&羊の皮を被ったヤギ〉のコンビは、小学5年生の皆さんに受け入れて貰えるのだろうか!?

先ず前半戦は、お囃子教室。生徒さんも巻き込んで、盛り上がる盛り上がる♪(←ように見えた♪)

後半戦は、落語会。鳳笑くんが『転失気』、私が『つる』。喜んだ喜んだ♪(←ように見えた♪)

最後、数人の生徒さんに〈小咄〉を演って頂きまして…楽しそうに演じる彼らを見て、失いかけた何かを思い出しました(←キャー!一度使ってみたかった台詞だわさ〜! O(≧∇≦)o)。

終演後、5年1組のみんなと一緒に給食を頂く。何年振りかしら?美味しかったァ♪

元気に談笑しながら給食を食べる彼らに囲まれていたら、遠い昔においてきぼりにした何かを思い出しました(←もういいよ)。

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2009年7月 5日 (日)

好吉くんの初高座。

好吉くんの初高座。
昨日の午前は、芝公園にある〈東京グランドホテル〉での【お盆供養と精進料理を食べる会】にて口演。

毎年演らせて頂いておりまして、今年が4度目。『牛ほめ』と『猫の皿』を演りました。終演後、精進料理を御馳走になる。感謝々々。

それから練馬の〈信行寺〉に行き【信行寺落語会】。

出演者は、好楽に私に鳳笑くん、そして好吉(こうきち)くん。

三遊亭好吉…

説明しよう。好吉くんとは、先月好楽に入門したばかりの前座さん。何と彼は、泣く子も学ぶ〈神戸大学〉で物理学を専攻していたエリートなのです。何で好楽に入門したかわからない… (-_-;)

そんな彼が、昨日は初高座!

ネタは『みそ豆』。間もちゃんととって、落ち着いてお喋りしてました。もっと声が出てもいいが、まァこれからです。今後とも好吉くんを宜しくお願いします♪頑張れ!(←お前が頑張れ)

次に上がったのが、鳳笑くん。ホントに彼は、エキセントリックな見かけによらず(?)いい声してる。以前、彼の高座を聴いた内海英華師匠が「アンタええ声してるなァ、ご両親に感謝せなアカンでぇ?」と仰ってましたが、全くその通り。ネタは『やかん』。

私は『お化け長屋』、好楽は『小言幸兵衛』。

後輩の皆さんに抜かれないように、私も頑張ります! (>_<)

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晴れた空、白いベンツに乗って。

【朝日東西名人会】の次の日…何と私は、人間国宝・桂米朝師匠の御自宅へ伺いました。

何故かと云うのは、今ここでは云えまへん。とにかく行きました。

しかも恐れ多くも、米朝師匠の伜さんであり尊敬する先輩でもある米團治師匠が、私の泊まったホテルへわざわざ迎えに来て下さいました…しかも、米團治師匠のイメージにぴったり過ぎる〈白いベンツ〉に乗って! (☆_☆)

とりあえずホテルでモーニングコーヒーを飲む(←米團治師匠はコーラでしたが)。爽やかな師匠は、陽が射す朝の喫茶店がよく似合う…女性ならばイチコロだ。私だったら、せいぜいアブラムシがイチコロだ。

ピーカンなお天気の下、ベンツに揺られること約30分…遂に人間国宝のお宅にやって来ました。

米朝師匠の御自宅は〈武庫之荘〉にあります。

武庫之荘…

恐らく皆さん読めないと思うので、お教えしましょう。正解は…〈たけくらのしゃお〉です。キャー、読めない! (ノ゜O゜)ノ

それが故に、地元の方から米朝師匠は「しゃおの師匠!」と慕われ、月に一度は師匠を囲む会…〈しゃおん会〉があるそうです。

…何の話だかよくわからなくなってしまいましたが、とりあえず徹頭徹尾ウソであることは間違いありません。

〈武庫之荘〉は〈むこのそう〉と読むんであります。私ゃてっきり〈ぶこのそう〉かと思ってましたよ。

とにかくやって来ました。立派な邸宅のリビングにいました、人間国宝が…緊張したよ〜! (>_<)

米朝師匠は、大正14年(1925年)の11月6日生まれ。今年のお誕生日で84歳を迎える師匠は、何と…

私と誕生日が一日違い!私は、11月7日生まれ!!運命めいたものを感じる!!! ◎^∇^◎

息子さんである米團治師匠は米朝師匠の斜向かいにお座りになり、私は米朝師匠の真向かいに座らせて頂きました。

米朝師匠の左肩の上には、若き日の肖像画が飾られている。そして眼前には、本物が!

「ア、アノ桂米朝が私の目の前にいる…!」

興奮覚めやらぬままでいるペーペーの私に、天下の桂米朝は昔の話を沢山して下さいました。落語の宝石箱を開けた幸せ…。

米團治師匠は、最近〈コーラと塩とレモン〉の健康法に凝っておられるのですが、以前東京でお会いした時同様、此の日も熱弁をふるわれ始めました。

すると、その斜向かいの米朝師匠は「またかいな…此の話が始まると長いんでっせ?」と、息子さんの米團治師匠を見つめながら微笑みました。

此の時の笑顔は、我々が知っている〈噺家・桂米朝〉の笑顔ではありませんで…正しく〈父親・桂米朝〉の笑顔でした。その笑顔が、私の心のアルバムに強く焼き付けられたのは云うまでもありません…。

「王楽くんも、騙されたと思ってやってみて?絶対にええから!」

尚もこう続ける米團治師匠の話にすっかり納得しかけた私は、目の前にいらっしゃる健康そのものである米朝師匠に向かって…

「(米朝)師匠がそんなに健康なのも、此の〈コーラと塩とレモン〉の健康法をやってらっしゃるからなのですか?」

と聞くと、米朝師匠が一言…

「いや」

と… (-_-;)

とにかく色々と劇的な話を拝聴させて頂いた上に、今はまだ云えませんが、物凄い事まで決まりました…お楽しみに♪

米朝師匠、取材前の貴重なお時間を有難うございました。

そして米團治師匠、落語界の至宝にお引き合わせ下さり心より感謝です!

追伸…〈コーラと塩とレモン〉の健康法は、先ず好楽にやらせてみます。

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2009年7月 3日 (金)

【第12回 朝日東西名人会】

【第12回 朝日東西名人会】
【第12回 朝日東西名人会】
【第12回 朝日東西名人会】
【第12回 朝日東西名人会】
昨日の昼間、林家たけ平さんに稽古をつけて貰う為に〈浅草演芸ホール〉へ。

二ツ目に昇進したばかりの、三遊亭歌ご改メ〈四代目・三遊亭歌扇〉さん・柳家小ぞう改メ〈柳家小太郎〉さんに会いまして手拭いを頂きやした。歌扇さん・小太郎さん、今後とも宜しくでござる…おめれとーなのら♪

さて、稽古。たけちゃんから何を教えて貰ったかっつーと『たがや』。

オリジナルのくすぐりとお馴染みの軽さで繰り広げられる『たがや』は抱腹絶倒…稽古中、笑いっ放し! O(≧∇≦)o

自分が演る時〈たけちゃんカラー〉が色濃く出ないかどうか心配ですが、それはそれで楽しみでもあります。此の夏ネタおろしします、乞うご期待♪ (●^▽^●)/''

浅草から東京、東京から新大阪、新大阪からタクシー乗って〈シアター・ドラマシティ〉へ…【第12回 朝日東西名人会】でした。

過去のネタ帳を覗けば、談志・春團治・円歌・歌丸・仁鶴・小三治・文珍…東西のお歴々の名前がズラリ!

今回のメンバーは、出番順に…

三遊亭王楽、桂文三、立川志の輔
〈仲入り〉
笑福亭三喬、月亭八方
(敬称略)

こんな先輩方と並べるなんて…凄いぜ!熱いぜ! O(≧∇≦)o

チケットは、完売御礼。有り難いことであるが、此のメンバーなら当たり前か♪

開口一番は、私。此の会場のキャパは、900弱。沢山のお客様にマクラをふると、大変いいお客様。

ネタは『やかん』。何故ならネタ出ししていたからだ。久方振りに大ホールで〈講釈部分〉やったから、めちゃくちゃ緊張しましたよ…絶句しなくて良かった♪(←しちゃ困るよ)

お後は、襲名ほやほやの桂文三師匠。ネタは、十八番の『宿替え』、前座の頃に【東西落語研鑽会】で聴かせて頂いて以来だ。随所に、文三流の〈チャーミングなくすぐり〉が散りばめられている。アニキ、王ちゃんを置いてかないで!? (>_<)

続いて、我らが志の輔師匠。「待ってました!」の声が飛ぶ…そらそうだ。相変わらずの〈爆笑マクラ〉から、ネタは『三方一両損』。サゲを変えておられるのよね?

仲入りはさんで〈上方落語界のくまのプーさん〉こと笑福亭三喬師匠。ネタは『転宅』。

此の『転宅』、元々上方落語なんですって。しかし今は、上方では殆ど演る人がいないらしい、何でやろ?優しい顔と角刈りがチャームポイントの三喬師匠に、此のドロボーが合うんだ♪

トリの八方師匠は『大丸屋騒動』。大量殺人があったりして、ある意味陰惨な噺ではあるんですが、そこは八方師匠。ちょいちょい〈お馴染みの八方〉が顔を出すので、笑った笑った。「イナバウア〜、100人乗っても大丈夫〜!」には、バカウケしました!

終演後、梅田のオシャレなダイニングバーにて打ち上げ。八方師匠に御馳走になりました。

小佐田定雄・くまざわあかね両先生ご夫婦も交えて、熱い芸談タイム!深夜1時まで続きました…。

『持参金』に対する思いや、緻密なキャラクターの性格設計、更に「オレは『たちぎれ線香』より『三枚起請』の方が好きや」と云うお話を聞いて、改めてわかりました…八方師匠が〈落語大好き人間〉だと云うことが…心より尊敬する先輩が、また一人増えました。

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2009年7月 2日 (木)

ジョニーは桃源郷へ行った…。

ジョニーは桃源郷へ行った…。
ジョニーは桃源郷へ行った…。
ジョニーは桃源郷へ行った…。
ジョニーは桃源郷へ行った…。
ジョニーは桃源郷へ行った…。
ジョニーは桃源郷へ行った…。
ジョニーは桃源郷へ行った…。
ジョニーは桃源郷へ行った…。
ジョニーは桃源郷へ行った…。
ジョニーは桃源郷へ行った…。
いつの事だか忘れましたが、ジョニーと朝まで痛飲してしまった時のフォトグラフです。

いつも通り「ホゲ〜」を連発しながら、瞬く間に〈USJ〉に変身。

胸には〈SHANGRILA〉の文字が、燦然と輝く…文字通り〈桃源郷〉に行ってしまわれてるようですね?

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【第1回 みんなの王笑】

【第1回 みんなの王笑】
【第1回 みんなの王笑】
昨日は〈らくごカフェ〉にて【第1回 みんなの王笑】でした。

笑福亭笑瓶師匠のお弟子さん・笑福亭笑助兄さんとの二人会。鶴瓶師匠に御馳走になった赤坂の料理屋さんでお会いしたのがきっかけで決まった二人会です。

〈らくごカフェ〉で落語を演るのは、4月にあった〈毎日新聞〉の油井さんプロデュースの【シークレットライブ】以来ざんす。あの時は『猫の皿』と『五貫裁き』を演ったんだっけ?めっちゃ緊張したんだよなァ…。

今回も、開演前に緊張度がマックスに!だって、お客さんとの距離が近いんですもの… (-_-;)

先ずは、笑助兄さんが『延陽伯』(←江戸の『たらちね』です)。兄さん、開口一番を勤めて頂き感謝でした! o(><)o

続いて私が『愛宕山』。5月の【天狗道場】で初演して以来、2度目の口演。今回も汗びっちょりかいてしまった…更に磨きをかけて、真打披露に用意します!また〈筋肉痛〉になるだろうな…。

仲入り後、対談。殆ど〈私の噺家になったいきさつ〉を話して終了。

再び私で『厩火事』。いかに〈おさきさん〉を可愛くうるさくうるさすぎずに演じるかが、此の噺のポイント…のつもりで演ってはいるが、お客さんに上手く通じたかしら?これまた磨きをかけへんとね!

トリで笑助兄さんは『相撲場風景』。「じょんじょろりん、じょんじょろりん…」が耳にこだまする♪舞台ソデ(兼楽屋)にて、楽しく聴かせて頂きました。

上方の先輩との会は、色々と勉強になります。笑助兄さん、今後とも宜しくお願いします! (>_<)

写真は、わざわざ九州は熊本からいらして下さったお客さんから頂いた〈阿蘇小国ジャージー・牛乳ラングドシャー〉。出演者とスタッフ一同、喜んでいただきました♪有難うございます… m(__)m

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2009年6月30日 (火)

【映画見聞記 vol. 200】

【映画見聞記 vol.<br />
 200】
【映画見聞記 vol.<br />
 200】
昨日は〈TOHOシネマズシャンテ〉にて『レスラー』を観ました。

ハァ〜、しかし我輩の【映画見聞記】も此のブログを始めて約3年半で、遂に〈vol.200〉か…も〜オ、自分で自分を褒めてあげちゃいたいワ♪ (●^▽^●)/''

コホン…まァとにかく『レスラー』を観た訳なのさ。

此の作品は、あのミッキー・ロークが主演。

彼が演じるのは、かつて〈ザ・ラム〉と云うリングネームで人気を博していたが、今やすっかり落ち目になったレスラーと云う役…何となく、実際のミッキー・ロークとかぶるよね?

【ヴェネチア国際映画祭】で〈金獅子賞〉を受賞した作品ですが…

「無駄に生きるな、熱く死ね」のメッセージが、70年代のアメリカンニューシネマを彷彿とさせるカメラを通じてビンビン伝わってくる快作…ミッキー・ローク、熱いぜ!

正直云うと私、あんまり好きぢゃないんですよ…プロレス。

てか、どちらかと云えば嫌いなんですよ(←三度の飯を四度食べるほどプロレスが好きだった母方の祖母には悪いんですが…)。

何故なら、ムキムキの男同士が「ウオーっ!!」とか大声出しながら暴れ回り、時には血みどろにまでなってるのを見る楽しみがわからないし…何よりも、痛そうでイヤです(←ついでに云うと、担いだことすらありませんが〈神輿〉も苦手です。何故なら、あんな重たいものを担いでA地点からB地点に運ぶ楽しみがわからない…好き放題云って、ごめんなさ〜い! (>_<))。

しかし此の作品を観て、プロレスの印象が変わりました。

どんな目に遭うか分からないお互いの〈プロの技〉を命懸けで掛け合い、またその応酬を〈プロのショー〉として見せるのですから…そして何よりも、お客さんに喜んでもらう為に一生懸命に繰り広げる姿勢がとてもステキだ。

…映画の話に戻りますと、主役の落ちぶれレスラーの姿を美化せずに描いているのが良い。

好きなストリッパーに呑んで当たり散らし、麻薬もやって、大事なひとり娘には愛想を尽かされ、惣菜売り場の仕事に耐え切れず血みどろになりながらキレて辞めてしまうし…(←惣菜売り場を辞めるシーンは、心の中で吹き出しちまいました♪)。

それでも一日いちにちを生きていく強い姿に心打たれる。

こぶ付きのストリッパーを演じたマリサ・トメイが、めちゃくちゃ良かった…ちなみにマリサ・トメイは、ウチの兄弟子・大楽師匠と同い年。

熱い血潮が銀幕から漲る秀作、是非ご覧下さい!

評論家の町山智浩さんが、素晴らしい言葉を寄せている。

「尊敬する人は勝つ人じゃなく負けない人だ」

改めて三沢光晴さん、心よりご冥福をお祈りします…。

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2009年6月29日 (月)

【有望若手応援寄席】

【有望若手応援寄席】
昨日は、飯能の〈一丁目倶楽部〉にて【有望若手応援寄席 〜きん歌・王楽 ふたり会〜】でした。

久方振りに、きん歌兄さんと会う。明るくて、大好きな兄さんだ♪

ネタ帳を見れば、扇辰・菊之丞・三三などなど…名だたる実力派の先輩達が出ている! (>_<)

日曜の夜に、しかもザーザー降りの悪天候にも拘わらず、沢山のお客様方がいらして下さいました。

開口一番は、私。マクラをふっていると、いいお客様。とりあえず『読書の時間』で。

続くきん歌兄さんは、大ネタ『御神酒徳利』。兄さん、ピタリと来ましたよ?

私が爆笑したのは「オラがやったと云うのは、その〈そろばん占い〉に出てますでしょうか!?」「…出てます!」のやり取り。

仲入りはさんで、再びきん歌兄さん。家族を〈東京ディズニーランド〉に連れて行かれた事をマクラにふってから『新・巌流島』!

大学生時代、合コンの帰りに〈小田急線〉に乗ってたら、不良が乗り込んできて…ガツンと面白いです!機会があれば、是非お聴き下さい♪

トリは、私。

『五貫裁き』を演ろうかと思いましたが、2年半前に三三師匠がお演りになってました…しかも〈宝井琴柳仕込み〉も一緒です。

「きん歌兄さんがあれだけ笑わせてくれたから、笑いがなくてもいっか…」と『三味線栗毛』へ。いいお客さんが、じっと聴いて下さいました…助かったァ♪

タイプの違うきん歌兄さんとの会は、楽屋も含めて楽しかったです。また宜しくお願いします!

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2009年6月28日 (日)

【映画見聞記 vol. 199】

【映画見聞記 vol.<br />
 199】
【映画見聞記 vol.<br />
 199】
いよいよ来てしまいました…

6月27日が! ◎^∇^◎

待ちに待った『それでも恋するバルセロナ』と『ディア・ドクター』の封切りです♪

先日も此のブログで記しました通り、めちゃくちゃ楽しみにしていた2本です。ハァ〜、観るだけなのに緊張してきた…。

コレ正に…〈2本(にほん)の夏、緊張(キンチョー)の夏〉です(←上手い!座布団7枚!!)。

先ずは〈シネカノン有楽町1丁目〉にて『ディア・ドクター』。

此の作品は、何を隠そう〈王楽が選ぶ日本で最も尊敬する女性10人〉のひとりとして有名な(←有名な方だが、そんなもので有名ではない)西川美和監督の最新作。

主演は、我らが笑福亭鶴瓶師匠。

田舎の村で「神さま仏さま」と崇められている医師が、突然謎の失踪を遂げる…さてさて、どんなもんでござりましょうか?

素晴らしい…今回も、西川美和は王楽を裏切らなかった。

「やっぱり人間て怖いです。けど、愛があれば大丈夫です」

観たばっかりの時点では、こんな感想。言葉が陳腐で申し訳ないですが…。

不思議で奇怪な人間模様のど真ん中にいるのが、主演の医師・伊野治…笑福亭鶴瓶。

村の人間も観客も、伊野治の…と云うよりは〈笑福亭鶴瓶〉と云う人間のペースにどんどんはまって行く。

時に賑やかに、時に真面目に、時に人間の深淵が見えそうなほど不気味に…。

下手すると「鶴瓶師匠でなかったら成立しなかったのでは?」と思わずにいられない程に、ピタリとはまりました。師匠、お見事です!

『ゆれる』の時と同様、今にも割れそうな薄氷の上を踏んでしまった時のような緊張感…口をはさめない程の緊張感が、随所に散りばめられている。

印象に残っているそれは、研修医・相馬(瑛太)が伊野にスイカを持ってくるシーン。

主要キャストの瑛太さん・余貴美子さん・香川照之さん、皆さん本当に素晴らしかった。痛みに耐えて頑張った(←何だソレ?)。

こういう表現をしたら失礼かも知れませんが、八千草薫さん…めっちゃ可愛いのよ! O(≧∇≦)o

伊野と野球を見ながら晩御飯を食べてるシーンがあるんです。好きなシーンのひとつなんですが、此の八千草さんには惚れそうになります♪

流しに溶けるアイスが、此の監督らしいカット。静かに胸に染み込んで来て、妙に脳の裏側にザラリと残る。ちなみに風景も美しい。

書き過ぎて核心に触れない内に、此の辺で止めときます… m(__)m

とにかく素晴らしい映画、是非劇場で御覧下さいませ♪

あまりに感動した私は、終映後すぐに鶴瓶師匠にお電話…

鶴瓶師匠(以下〈鶴〉)「もしもし?」

王楽(以下〈王〉)「王楽です、おはようございます。たった今『ディア・ドクター』を観させて頂きました」

鶴「おお、有難う。どやった?」

王「めちゃめちゃ良かったです。アノ役は、師匠以外に考えられないですね?はまり役ですよ。僕が一番感動したのは、公衆電話のシーンです(←観て下さい。観ればわかります)」

鶴「そうかァ…どや、オレもたまにはやるやろ?」

王「やりますよ!(←興奮し過ぎて、何故か〈上から目線〉でモノを云ってしまった…)僕、西川監督の『蛇イチゴ』も『ゆれる』も大好きで、今作も相当期待してたんですよ。今回も期待を裏切らない素晴らしい作品でしたね?」

鶴「そうかァ、有難う…」

…すると師匠は、一緒にいたと思し召す誰かに話し始めた…

鶴「え?あのねェ、三遊亭王楽ゆう後輩なんやけど、円楽師匠の最後のお弟子さんで、アナタの作品『蛇イチゴ』から観て大好きらしいのよ…」

…ん!?まさか…

鶴「いや今、西川さんが隣りにおるのよ。伝えといたで?」

なァにィ〜っ!西川美和がそこに〜っ!? (。。;)

鶴「舞台挨拶で、上映館回っててな?」

納得。しかし、若干混乱し始めた我輩は…

王「そうなんですか!?師匠、西川監督にくれぐれも…くれぐれも宜しくお伝え下さい!!」

鶴「わかりましたァ。では、また…」

尊敬する西川美和監督に、同じく尊敬する鶴瓶師匠の口から、私の思いが伝わった…めっちゃ嬉しい〜っ♪

師匠に感謝しましたが、物凄く図迂図迂しいのを承知で敢えて師匠に云いたい…。

「西川監督に、電話代わってくんろ〜! (ノ><)ノ」(←図迂図迂しいよ)

…少しく脱線しちまいましたが、続いて〈丸の内ピカデリー3〉にて『それでも恋するバルセロナ』。

此の作品は、何を隠そう〈王楽が選ぶ世界で最も尊敬する男性10人〉のひとりとして有名な(←これまた有名な方だが、そんなもので有名でないのは云うまでもない)ウディ・アレン監督の最新作。

キャストは、ハビエル・バルデムにペネロペ・クルス、そしてアレン映画の新しい女神(ミューズ)のスカーレット・ヨハンソン。

ひと夏のバカンスを過ごす為、アメリカからやって来た女性2人が、セクシーで魅力的な画家に恋してしまい、更には画家の元妻まで巻き込んでのラブアフェアとなるが…

ギャッハッハ!笑った笑った♪ O(≧∇≦)o

登場人物の全員が全員、真面目であるが故に滑稽に見えてしまう恋愛模様を、見事に描ききった快作。

最近10年間のウディ・アレン作品は…「詰まらなくないけど、ガツンとした面白さがない」って感じだったんすよ(←そうは云うものの、私は彼のどんな作品を観ても〈幸福な気分〉になりますが…)。

そしてそれは「年齢の所為だろうなァ…」と思っていたのですが、大きな間違いでした。

今年で74歳のウディ・アレン、みずみずしい感性は衰えていなかった!惚れ直しちゃいましたよ♪

『アニー・ホール』や『マンハッタン』のように洗練されてて、処女作『泥棒野郎』に、そして私が一番好きな『ブロードウェイのダニー・ローズ』のようなスピード感とドタバタ感がある…あ、それと『ハンナとその姉妹』の中にある〈懲りてない感〉も。

軽やかな主題歌に乗って、お馴染みのシンプルなタイトルロールが流れる。変わらない此のオープニングも大好きです。

また、キャストが適材適所。

奔放な生き方のクリスティーナは、スカーレット・ヨハンソン。

堅実な生き方のヴィッキーは、レベッカ・ホール(←ぴったり!此の役の為に生まれてきたような感じ!年齢を調べたら、1982年生まれ…私より5つも下!私より5つ上かと思った!)。

熱情的で芸術家気質のマリア・エレーナは、ペネロペ・クルス(←今作で見事【アカデミー賞】の〈助演女優賞〉を受賞!)。

上記の3人の女優が非常にステキだが、何と云ってもその女達のど真ん中にいる〈セクシーな画家〉フアン・アントニオを演じたハビエル・バルデムが秀逸。

ロバのような顔をしてるが、芸術とワインをこよなく愛す…且つそんな自分に酔ってはいるが、やたら優しい為に女にはモテる…そのかわり、だらしない。

「いるいる、こういう男♪」と、彼が出て来て何か喋る度に笑ってました。ハビエルは、アレンの意図を完全に飲み込んでくれている…あ、彼だけでなく女優達もね?

クライマックスのドタバタ劇に、久方振りにアレン映画の真骨頂を見られて、とってもハッピーな気分になれました♪

可愛くって可笑しいラブゲーム、これまた是非劇場で御覧下さいませ… m(__)m

西川美和にウディ・アレン…

大好きな監督2人の最新作を観て、その作品が期待通りの…否、期待以上の感動を与えてくれたこと…こんなに嬉しく満足出来た〈映画鑑賞〉は、今までなかったかも知れません。

此の監督達に触れたことのないアナタにも、必ず喜んで頂けること請け合いの2作…ゼッタイゼッタイ観て下さい! o(^-^o)(o^-^)o

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2009年6月27日 (土)

【映画見聞記 vol. 198】

【映画見聞記 vol.<br />
 198】
昨日は〈TOHOシネマズスカラ座〉にて『愛を読むひと』を観ました。

全世界が涙した大ベストセラー『朗読者』が、待望の映画化。

今作でケイト・ウィンスレットは、本年度【アカデミー賞】の〈主演女優賞〉を受賞しました。

大戦後のドイツ。15歳のマイケルは、年上の女性ハンナと激しい恋におちるが、突然ハンナは姿を消してしまう。8年後、法学生となったマイケルは、裁判所でハンナと衝撃の再会を果たす…。

監督は、爽やかな快作『リトル・ダンサー』のスティーヴン・ダルドリー。さてさて、どんなものでしょうか?

ウン、あんまり期待してなかったけど、フツーな感じかな?

しかしマイケル役の、大型新人のデヴィッド・クロス…めちゃめちゃ上手い。

大人になったマイケル(レイフ・ファインズ)が娘を連れてハンナの墓参りをする静かなラストシーンは、いいとは思うのですが…。

しかしながら終映後、見本のパンフレットを熟読。勿論〈朗読〉はしなかったが(←上手い!…ってか、そんな私を見て店員さんは「熟読するぐらいなら買えよ」と思っていたでしょう)。

…すると、観ていた時には気付かなかった〈とても重要なこと〉に気付かされた! (。。;)

気付いたところで、感動しちまいました…観ている時には、感動しなかったくせに。

まァ今回の教訓は「映画はぼんやり観るな」ってことです(←当たり前だよ)。

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2009年6月24日 (水)

甘いぞ、だんご!

甘いぞ、だんご!
甘いぞ、だんご!
甘いぞ、だんご!
先程〈羽二重だんご〉さんでの【第32回 だんご寄席】にて一席。

開演前に店内をうろちょろしておりましたら、あるおばあさんが…

「あの、スイマセン…」

「ハイ、何ですか?」

「コレ、何て書いてあるんでしょうかね?」

…と、真ん中の写真を指差して聞いてくるぢゃありませんか!

店員さんでもない私に…。

断りもなく出し抜けに…。

「あのねェ、おばあさん?そういう事を聞かれるンなら、マネージャーを通すとか、何日か前に速達を出すとか、伝書鳩を放つとかしてくれなくちゃ困るてんだよ」

とは勿論云わずに…

「ウ〜ン、何て読むんでしょうかねェ?とても味わい深い書だから、いい仕事なのはわかるんですが…」

…なんて、おしっこ漏らしそうな感じでモジモジしている私の傍へ、店員さんがつかつかっと寄って来られて…

「〈羽二重だんご〉って書いてあります」

と、助け舟を出してくれました! o(^-^o)(o^-^)o

「フ〜、コレにて一件落着♪」

と、内心ホッとしきっていたのも束の間。そのおばあさんは、更にこう来た…

「ハァ…ぢゃあどこが〈羽二重〉で、どこが〈だんご〉なんですか?」

何と驚いたことに、店員さんぢゃなく私に聞きやがんのよ! (>_<)

「え〜っと、う〜んと、それはァ、ほんでもってェ…」

なんてんで、落語の『つる』の中で「ぢゃあどうゆう訳で、つるは日本の代表的な鳥なんだ!?」と聞かれた半公のようにモゴモゴしていると、反対側にいた店員さんがすかさず…

「〈羽〉と云う字が二重になってますでしょ?それで〈羽二重〉と読ませるんですって」

「おおっ!」

…私とおばあさん、2人揃って感嘆の声がハモるハモる♪

「やっぱりそうかァ…いや、実はボクもそうぢゃないかと思ってたんですよ!」

…と緩みきった瞬間、おばあさんが口を開いた。

「成程。ぢゃあ、肝心の〈だんご〉は…」

と、おばあさんが云い終わらない内に、私は逃げるように楽屋に戻りました。

いやァ、着物に着替えてなくて良かったですよ。「王楽は、モノを知らな過ぎる」なんて、痛くもない腹探られるとこでしたもの(←相当痛いよ)。

それから私は『猫の災難』を演りました。いいお客さんのお陰で、楽しく出来ました♪

終演後、おだんごを頂く…正に、至福の味。

美味いぞ、だんご!

ついでに上手いぞ…否、上手すぎて読めないぞ、書!

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封切りが待ち遠しい!

封切りが待ち遠しい!
封切りが待ち遠しい!
私は今、モーレツに観たい映画が2本ある。

それは『それでも恋するバルセロナ』と『ディア・ドクター』。どちらも、今週27日の土曜日封切りです。

前者『それでも恋するバルセロナ』は、私の一番大好きな監督…ウディ・アレンの最新作。

此の監督の作品は、どんな出来でも無条件に大好きです。しかしまァ、よくコンスタントに撮られるよ…。

今作は、アレン版〈避暑地の出来事〉だとか…ギガ楽しみ!ラブアフェアに乾杯♪ ( ^^)Y☆Y(^^ )

余程御意に召されたのでしょう、今回もスカーレット・ヨハンソンが主役。

他には、コーエン兄弟の『ノーカントリー』の殺し屋役も記憶に新しいハビエル・バルデムに、ペネロペ・クルスも出ております。

今作でペネロペは、本年度の【アカデミー賞】で〈助演女優賞〉を受賞。余談だが『バニラスカイ』の彼女も素晴らしかった…。

珍しく〈単館上映〉でないアレン作品…とにかく観たい!

後者『ディア・ドクター』は、一昨年に過去最高の105本観た中で私がベストワンに選び、感動したあまり3回も映画館へ足を運んで観た『ゆれる』の西川美和監督の最新作。ちなみに『ゆれる』は、DVDも買いました。

処女作『蛇イチゴ』も素晴らしかった西川監督の3作目の主演は、我らが笑福亭鶴瓶師匠! o(><)o

鶴瓶師匠の役柄は、田舎の医師・伊野治。

村中の人々から「神さま仏さま」よりも頼られている伊野が、突然謎の失踪を遂げる…。

キャストは、今をときめき過ぎて〈ときめきメモリアル〉と云うあだ名がついて…はいないが、とにかく今をときめく瑛太さん、そして大好きな余貴美子さんに香川照之さん、更には八千草薫さんと云った邦画界を代表する名優がズラリ。

その中心で鶴瓶師匠が、どんな人間を演じておられるのか…師匠の怪演を観るのが待ち遠しい!

早く来い来い、来年3月15日!…否、今週6月27日♪

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JのちSJ、時々USJ。

JのちSJ、時々USJ。
JのちSJ、時々USJ。
JのちSJ、時々USJ。
JのちSJ、時々USJ。
数日前に〈ジョニー〉こと上楽師匠と呑んだ時の写真です。

朝方には、いつも通りすっかり酩酊されて〈SJ(スーパージョニー)〉に…否、もひとつ上の〈USJ(ウルトラスーパージョニー)〉に変身されておりました。

こうなると大変です。

スカウターでジョニーを見たら、間違いなく壊れます。ベジータはびっくりして、インド人はびっくりしません。

こうなった時の口癖は、大抵「ホゲ〜」に「ポコ〜ン」に「バッカラコ〜ン」です。今は「云うよね〜?」も流行ってるみたいです。

おしまい♪

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久し振りだど!『笑点 Jr. 』♪

久し振りだど!『笑点 Jr.<br />
 』♪
久し振りだど!『笑点 Jr.<br />
 』♪
久し振りだど!『笑点 Jr.<br />
 』♪
久し振りだど!『笑点 Jr.<br />
 』♪
久し振りだど!『笑点 Jr.<br />
 』♪
昨日は、久方振りの『笑点 Jr.』の収録でした。

いつ以来の出演だろう?そう、アレは忘れもしません…え〜っと、いつ以来でしたっけ?(←まァ、お約束だね♪)

大喜利も楽しかったのですが、何と云っても今回はコント!

二代目・木久蔵師匠が体育教師、セイラちゃん・神田蘭さん・私の3人は女子高生!…気の所為か、私が一番可愛いような…ウフッ♪(←キモ)

此のコントが、爆裂に面白い!…て云うか、女装しても揺るがない我輩の美貌を再確認する為にも、7月12日(日)の15時〜15時50分のオンエアを是非見て下さい!

ついでに、別コントで〈お父さん・お母さん〉を演じた柳好・愛楽両師匠の写真も、出血大サービスしちゃいます♪(←背後にちらりと写っている生志師匠もおまけに…)

今回の全ての写真、何か〈化け物屋敷〉みたいだね… (-_-;)

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2009年6月22日 (月)

ちなみに…

ちなみに…
ちなみに…
前回の記事に関しては、先週20日の土曜日に発売された『Switch』の〈笑福亭鶴瓶特集〉にも、ちらっと載っております。

かなり深く鶴瓶師匠に触れている特集なので、是非お求め下さいませ♪

先週の『きらきらアフロ』でも、鶴瓶師匠は私めの名前を出して下さいました…大先輩に、ただただ感謝です! m(__)m

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信じられない一日〜5月8日〜

信じられない一日〜5月8日〜
少し前の話で申し訳ありませんが、去る5月8日の金曜日…鶴瓶師匠にどうしても伝えなくてはならない用事がありまして、私は雨がザーザー降りしきる中を西麻布へ(←『雨の西麻布』だね?)。

取材の為に師匠が行っていると聞き付けた私は『Switch』の本社へと向かいました。

社屋から出てきた師匠にご挨拶すると「何で此処におるんや!?」と驚いた後「まァええワ、紹介したる」と誰に紹介して下さるのかと思ったら、社内にいらしたのは何と…木梨憲武さん! (。。;)(←ウオ〜っ、正に『雨の西麻布』!)

『仮面ノリダー』(←良い子のみんなの為に…『とんねるずのみなさんのおかげです』の中でやってたやつね♪)の頃から大好きだった木梨さんは、とっても背が高くとってもオシャレでとってもカッコイイ方でした…大人ぢゃ〜ん♪(←古)

紹介して頂いた後、すぐに「お前も来いや」と車に乗せられ、広尾のちゃんこ屋〈玉海力〉へ。

「…師匠、これから何が始まるんですか?」と聞くと…

「いや、取材だけで終わる筈やったけどな?木梨の友達の子供が落語演るゆうねん、だから聞いたるゆう事んなって急に此処の座敷を借りたんや。ついでに俺も演る事になって…」

なァに〜〜〜っ!?何と贅沢な企画!! o(><)o

座敷の上座にテーブルを並べて、その上に小さい座布団を計8枚重ね並べて〈高座〉の出来上がり♪

程なくして、木梨さんのご友人の息子さん・孝太君が来ました。年齢は、10才。「何を演るの?」と聞いたら「ウ〜ン…まだ決めてない!」と…私の高座前より余裕だ… (-_-;)

孝太君が準備をしていると、階下から上がってきたのが、目にも眩しい美しすぎる女性…

ドっヒャ〜!木梨憲武夫人の安田成美さんぢゃ〜〜っ!!! (ノ><)ノ

座敷に入ってこられた瞬間、微かに〈米米CLUB〉の『君がいるだけで』が聞こえてきました(←嘘つけ&古)。

さてさて、準備が整ったところで木梨さんが高座の前に立ち〈司会〉を始められました…何と贅沢なことか。

木梨さんに呼ばれて登場したのは、孝太君こと〈とんちき亭孝太〉♪

『みそ豆』みたいな小咄を披露するのかと思いきや…何と人間国宝・先代柳家小さん師匠の十八番『粗忽の使者』! ( ̄▽ ̄;)

我々本業でも大変な此の噺を、言葉も丁寧にしかもチャーミングに演りました。お見事! o(^-^o)(o^-^)o

更に驚かされたのは、孝太君…何と一度も落語を聞いたことがないそうな!本で覚えた『粗忽の使者』だと云う…圧巻です。

再び木梨さんが出て来て…

「さて!これから鶴瓶さんに落語を披露して頂くんですが、今日はもう一人落語家さんが来てます…三遊亭王楽さんです!」

え〜っ!聞いてないぴょ〜ん!! (。。;)

鶴瓶師匠が「いや、コイツはええよ。偶然来ただけやし…」と云って下さったのですが、私も何を思ったのか…

「いや師匠、孝太君にあれだけ見事な『粗忽の使者』を演られたら、プロとして何だかウズウズしてきました…私も演らせて頂きます!」

云った後すぐに〈後悔の波〉が押し寄せてきましたが、皆さん気を遣って下さったのか盛大な拍手を送って下さった為、後戻りが出来なくなっちまいました…。

高座に上がって、開口一番…「NHKの本選の時より、断然緊張しております」と…。

そらそうでしょう…客席には大先輩の鶴瓶師匠、木梨憲武さん・安田成美さんご夫妻、スタイリストの大久保篤志さん、『Switch』のスタッフの皆さんがいらっしゃるのですから。

私は、師匠円楽直伝の『牛ほめ』を披露。こうた君の笑い声につられ、皆さん笑って下さいました。マンモスうれP♪(←だから古いってば)

お後に登場したのは、鶴瓶師匠…の前に、今度は木梨さんが高座へ!

木梨さんは、前日に起きた出来事をアドリブでお演りになりました!初めて座ってお演りになったとか…目の生き方とか仕種とか、当たり前ですが此方が見習うことばかり!百戦錬磨のスーパースターの底力を勉強させて頂きました…。

木梨さんがお演りになった後、鶴瓶師匠が私に一言…

「今伝えたいことをお客さんに披露する…王楽、いま木梨が演ったのは、正に〈落語〉やな?」と…仰る通りです。

いよいよトリは、鶴瓶師匠。開口一番…

「何でこうゆう会になったのかわからん…孝太が見事に演って、王楽がきっちり演って、木梨があんなおもろいの演って…俺、何演ったらええねん?」

…と笑わせてから、十八番の〈私落語〉の『オールウェイズ お母ちゃんの笑顔』に突入!

師匠の凄いところは、殆ど声色も変えずに登場人物を…〈お母ちゃん〉を躍動させ、観客を泣き笑いの渦にたたき落とす。

鶴瓶師匠の落語を拝聴する度に、私は師匠円楽の言葉を思い出す…。

「落語に大切なのは、了見」

終演後には、皆さんと一緒に〈玉海力〉さんの美味しいちゃんこ鍋を頂く。

考えてみれば〈笑福亭鶴瓶・木梨憲武〉と云う2大スターの前座を勤めさせて頂いた訳で…不思議なときめきに満たされた中、頂くちゃんこの味は格別でした♪

鍋を囲みながら、鶴瓶師匠が私に向かって…「ホンマこうゆう展開になるとは夢にも思わなかったんや…此の場に出くわした王楽、お前は運がいいでェ?」と…ハイ、私は痛烈に感じております。

夢見心地のまんま我が家へ帰り、自分の部屋に入って驚いた…

入門した日に師匠の円楽から貰った直筆の命名色紙が飾られており、そこに書かれていたのは何と…

〈王楽 平成十三年五月八日〉

色んな事があってすっかり忘れていたのですが、奇しくも此の日…5月8日は〈入門記念日〉だったのです! (。。;)

次の日、鶴瓶師匠に話したら大層驚かれて…

「それホンマか?そんな偶然あんねんなァ…でもそれは、お前の芸人としての〈運〉や。ウワ〜、めっちゃ鳥肌立ったわ…」と。

同じく鳥肌立てて、受話器の向こう側にいる鶴瓶師匠に向かって私は思わず…

「師匠、落語の神様ってあるんですかねェ?」

…なんてクサい台詞を吐いちまいましたが、師匠は優しく「そやなァ?」とお答え下さいました。油断したら、泣きそうでした。

そらそうでしょう。

入門して、丸8年の此の日…鶴瓶師匠にどうしても此の日に伝えなくてはならない用事があり、行った先で普段では先ず有り得ない予定外のビッグでサプライズな〈落語会〉に立ち会えた幸せ。

真打ち昇進直前に〈落語の神様〉から、物凄いプレゼントを頂いてしまいました… m(__)m

色んな偶然が重なり合い、様々なステキな出会いを経験させて頂いた私は、つくづく幸せ者だなと思います。

師匠円楽と鶴瓶師匠に乾杯した〈平成21年5月8日〉の夜でした…。

あ、ついでに…家族に乾杯♪ ( ^^)Y☆Y(^^ )(←我ながらキレイにまとめた)

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2009年6月20日 (土)

【第14回 王楽・三席】

【第14回 王楽・三席】
【第14回 王楽・三席】
昨日は〈日暮里サニーホール・コンサートサロン〉にて【第14回 王楽・三席】でした。

今回が〈二ツ目〉として最後の【王楽・三席】です。

今回は『稽古屋』『お化け長屋』『三味線栗毛』。自分の中では、何とな〜く「収穫アリ!」な感じでした…かね?

ちなみに鳳笑くんは『狸札』でした。

8月18日(金)には、三宅坂の〈国立演芸場〉にて【第30回 三遊亭王楽の天狗道場・特別編】があります。ゲストは何と…林家正蔵師匠! (>_<)

コレが正真正銘、二ツ目最後の独演会になります!お時間ありましたら、是非いらして下さい… m(__)m

今後とも、王楽を宜しくお願いします♪

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